午前の部.ジャノメチョウ.ギングチバチの類.クロヒカゲ.イカリモンガ.トゲカメムシ.ヤマブドウハトックリフシ.オオシラホシアツバ.ヒロオビトンボエダシャク.
やっとのことで夏季休暇.遠出の予定はない.墓参りの習慣はないし,そもそもわたしは父親の墓がどこにあるのか知らない.
というわけで虫撮り.9時半出撃.
猫を追い払う.
10時ちょうどに緑ヶ丘公園着.気温は21℃.いつもの菜っ葉服をはおっていて汗が出ない程度.帽子を忘れた.
坂の上り道に獣糞が落ちている.あまり新鮮なものではないようだ.
ハチがいた.記憶がある.ギングチバチの類だ.
06年の9月16日記事を参照.これはハエを狩るハチである.『札幌の昆虫』では花の上で待機するような記述になっているが,ここは糞のそば.こんな場所でも待ち伏せをするのだろうか.
しばらく見ていたが,糞が古いためかハエは一向にやってこない.わたしに蚊がたかりだした.口元に1箇所,頭の薄くなった所に2箇所刺されて移動.縁がなかったのである.
公園ではジャノメとクロヒカゲが同じくらい.日当たりのいい場所にはスジグロシロチョウが少し飛んでいる.
露出も絞りも見当つかないので,ここらは完全にAUTOのカメラまかせ.
●シデムシの幼虫をやたら見かける.
●ベニシタヒトリ割愛.この蛾は夜に撮った方が黄色が強く出て面白い.昼間は枯草色にしか見えない.
○シラフシロオビナミシャクみたいな蛾.まったくとまらない.追い切れない.
○キマワリみたいの*4頭.たちまち隙間に潜り込んでしまう.
○ヨツボシモンシデムシ.たちまち隙間に.もう何もかも嫌になる.
●ノンネマイマイ♀(27)割愛.
トゲカメムシ.
このカメムシを撮るとかなりの確率でこんな感じの画像になる.
虫こぶ.
「北海道の虫えい」を調べると「ヤマブドウハトックリフシ」(フレームの関係でリンクを貼りにくい.訪問される方は「トップ」→「寄主植物科別虫えい一覧」→「50 ブドウ科 ヤマブドウハトックリフシ」の順で)らしい.
ブドウトックリタマバエの幼虫がこの中にいるそうである.成虫の画像は見つからなかった.
散々迷って,おそらくヒロオビトンボエダシャク.
トンボエダシャクと紛らわしい.講談社『大図鑑』に「翅での区別法」が記述されているがよく分からない.「腹部の黒スジが発達しているのがトンボ,発達してないので黄色部分が多いのがヒロオビトンボ」ということで,画像はヒロオビトンボエダシャクだろうと判断したもの.
やーっぱり昼間は蚊が嫌.
夜の部の更新は後で.