キリバエダシャク.リンゴドクガ.マイマイガ? クロフトビロヤガ.キシタミドリヤガ.クロオビリンガ.ベニシタバ.オオウスヅマカラスヨトウ.ホソカミキリ.ハエの類.

 昨日の糖蜜がまだ少し残っている.それでも1回分には充分な量である.
 7:30出撃.

大沼公園駐車場.

 例によって糖蜜を仕込んだ後に時間つぶしで灯火下探索.
 ●シャンハイオエダシャク(×).ハガタナミシャク(19).

 出てきた秋の蛾.9月の常連.この夜*3頭.

 キリバエダシャク.22mm.半開きなのがデフォルトである.

 この触角は♀のもの.

 リンゴドクガの♀.前翅長27mm.

 c⌒っ*゚∀゚)っ ノビー.

 舗石にマイマイガ(?)の卵塊.踏み散らされたものだろうか.

 駆除の効果なのかどうか,今年の苫小牧のマイマイガは決して多くない.マイマイガの減った分,その隙間にカシワマイマイが侵入したような印象をわたしは持っている.この調子なら,来年は来年でまた妙なことになるに決まっている.

 卵塊の上に乗っている小甲虫の拡大.同定作業はやっていない.
 ※μ.comさんからコメントで「ヒメコガシラミズムシかな><」とのご教示.こんな小昆虫が分かるというのはやっぱり特殊な方である(←最高の称賛のつもり).どうもありがとうございました.

 少し怪しい.翅の基部の黒紋が少ない.

 おそらくタンポヤガ(?).前翅長21mm.
 ※やっぱり間違えていた.クロフトビイロヤガである.初見.

 キシタミドリヤガの新鮮な個体.

 1枚で逃亡.

 クロオビリンガ

 14mm.自ブログを検索すると,これは8月後半の蛾.

 甲虫採りの親子連れ*2.基本的に,いたとしても小型の♀だけである.

大沼公園

 20分後.突入.

 また,赤い方.

 昨夜に続き,ベニシタバ.どうも「黄色い方」とは縁がないようだ.

 これも黄色くない.というより,カトカラですらない.カラスヨトウだ.カトカラマニアではないので平気である.

 オオウスヅマカラスヨトウの痛んでいない個体.
 動き回るベニシタバと好対照にどっしり腰を据えて食事をしている.蛾の警戒心(反応)には個体差がかなり大きいが,種ごとの傾向性は明らかにある.カトカラ類は逃げたがる手合い.

 収穫はこれだけ.

アルテン馬場駐車場.

 ●不明おにぎり型ヨトウ.17mm.調べれば分かりそうだが,「みんな蛾」のサーバーが落ちているので保留(=放置).
 ●スジキリヨトウ沢山.小振りで茶色い三角テントはほとんどスジキリ.

温泉看板.

 ○蛾はスジキリばかり.

 ホソカミキリ(26mm)*2頭.

 カミキリムシの中では傍系で人気薄だが,当ブログではカミキリムシといえばホソカミキリである.

 ハエ.5mm.

 腹がパンパンパーンで,何かが透けている.


 コンビニでシロスジコガネ移動.ヨモギネムシガ,涙を呑んで撮らず.