夜の部.ヒメヤママユ.カニグモの類.オニグモの類.

 19:30出撃.明日からまたキツイので,虫廻りは早めに上がってさっさと寝たい.


 月が明るい.

大沼公園駐車場.

 車を止めるとウィンドウ越しに大きめの蛾が灯火下を歩いているのが見える.第一感ヒメヤママユ.慌てない.膝サポーター(ズボン保護)を付けて,撮影準備完了.まだ蛾は逃げ切っていない.

 はたしてヒメヤママユ.前翅長49mm.
 じっとしていないので正面からの画像が撮れない.何回もピンぼけのシャッターを切ってしまう.その間もどんどん歩いて車道に出てしまう.危険と見て移動させることに.

 手乗りは好みではないのだが,この際仕方ない.安全な場所に移動させるついでに撮り.♀の触角.ヤママユガ科は口器をもたない.行ったきりの特攻隊仕様である.
 トイレの裏の暗がりに置く.運が良ければ朝の光に何処かへ飛び立つだろう.その前に野良猫やカラスの食べられてしまうかもしれないが,それはわたしにはどうにもならない.


 アルテン馬場,温泉看板,共に収穫なし.月のせいだろうか.

覚生川通り.

 ●高所にヒメヤママユ
 ●7mmのハマキガ.後回し〜.

 電柱の手頃な高さにクモが2種.


 その1.

 カニグモの類.ガザミグモに似ているが違うようにも思う.
 眼が小さい.これに比べるとハエトリグモは大したものである.「待ち伏せ型」の狩りだとこんな程度の眼でも充分なのだろう.


 その2.

 ツノオニグモの♂のような感じもするが,なんだか大きすぎるようだ.1か月ほど前に見た♀よりも大きい.オニグモの類ではあるだろう.
 いずれにせよ,クモの種を断定するのは危険なので,いろいろと保留.