キイロキリガ.エゾクシヒゲシャチホコ.マエアカスカシノメイガ.オオモンキキリガ.

 休日.虫撮りに出ないと早朝から飲んでしまう危険がある.
 朝一で図書館に行って空振りで,それから緑ヶ丘公園へ.気温は18℃.
 双翅目3種,膜翅目1種を撮るが,あまり気が乗らない.早々に退散.画像貼りは機会があれば.
 帰宅後,やっぱり飲んでしまう.体力が落ちていて量は飲めない.たちまち沈没.


 9時間は経過しているから大丈夫だろう.夜20時出撃.曇空.風はごく弱い,ガスが出ている.蛾日和ではある.

大沼公園

 トイレ壁.

 キイロキリガ.14mm.
 これ以外に灯火下に点々と落ち蛾があって,3頭すべてキイロ.昨年よりも多い.

 いよいよ,シャチホコのラストオーダーがかかった.

 エゾクシヒゲシャチホコ.16mm.

 触角は畳まれていて「クシ」を確認できなかった.そのうちに幾らでも見られるだろう.
 「エゾクシヒゲ」が出てきて,そこから少し遅れて,入れ替わりで「クシヒゲ」が現れる.

アルテン温泉看板.

 蛾影に反応してこちらを先にしたが,いつもの奴だった.

 マエアカスカシノメイガ.16mm.
 夏頃にもいるはずなのだが,灯火で目立つのは晩秋にである.

馬場駐車場.

 ここでもエゾクシヒゲシャチホコ.15mm.

 この個体も触角を畳んでいるが,後ろ脚の下にほんの少しだけ櫛歯を認めることができる.

 ●クワコ(26).
 ●擦れ気味の未同定キンウワバの類(15).

覚生川通り.

 ○マエアカスカシノメイガ*3頭.
 ●ヒメヤママユ*2頭.
 ○クワコ*1頭.
 以上,すべて高所である.

 貴重な落ち蛾.キイロキリガとは翅形もサイズも違うので目についた.

 オオモンキキリガ,だと思う.前翅長21mm.翅が長い.

 いつものアングルから.食傷気味である.

温泉駐車場.

 死骸2体.

 おそらく,ヒゲナガカワトビケラ.頭部が完全に失われている.

 おそらく,オオモンキキリガ.触角が驚くほど長く伸びている.撮影時にはまだ生きていた.つまみ上げて草むらに投げ込んだ.
 ●未同定普通のアツバ.同定はオフに.