ナミシャク特集(47).マルモンシロナミシャク.
前回のキベリシロの「おとなり」蛾.
マルモンシロナミシャク.06年08月01日.
職場の庭だと思う.ここはしばしばナナカマドにカイガラムシがたかっていて,画像にも写り込んでいる.
キベリシロとほとんど同じ.何が違っているかというと,外縁の黒紋の外から2列目の飛び石が,キベリシロでは等間隔にきちんと並んでいるのに対して,今回のマルモンシロでは途中が抜けている.もちろん現場ではそんな差異を見極めている余裕はないのだが.
マルモンシロナミシャクの学名は Gandaritis evanescens .
属名はさんざん既出の「ガンダーラ地方の」.与えられた属名の変遷も前回のキベリシロと全く同じである.
種小名は「消えかかっている,力を失っている」.
もう1枚.何しろこの蛾に出会ったのはこの時1回切りなのである.
同日.同個体.
Emmetの本は「属名の変遷」の精読に入って,もう魑魅魍魎.
ヘ(゚∀。)ヘ ..... アヒャヒャ-.