「写真で双翅目はどこまで同定できるか」.

 昨日撮った画像はCompact Flashがいかれていて,カメラでは見られるがPCに取り込めなかった.どうせ熱帯魚画像.


 今朝,ここ2,3日調子の悪かったグラミーが死んだ.体表にも鰓のあたりにも異常は認められないので体内が何かが起こったものらしい.これで,「101号病槽」経験魚の生き残りは,ネオンテトラ1尾と何だかの稚魚2尾だけとなった.


 ハエ男さんのBBS「一寸のハエにも五分の大和魂」に「写真で双翅目はどこまで同定できるか」というスレが立っていて,これは要保存.
 本当に調べたいのなら,本当に好きなのなら,殺してしまわなければならないと思う.これは蛾でも同じ.
 わたしは完全な生態写真型.わたしがどんなに頑張っても,採集・標本をやっている人には観察力でも知識でもとうていかなわないとつくづく思う.知識は犠牲を生み出すこと,手を汚すことの上に開花する.
 蛾を4年撮ってきて,「同定できそうなもの」と「写真では同定できなさそうなもの」とが,かなり見当の付くようになってきた.ただ眺めて,それで分からなければあきらめればいい.往来の多いところにいて危険なので移動させる時以外は,触りたくない.向こうも触られたくないに違いない.
 だから交尾器は当然として,「裏面を見ないと区別できないもの」「後翅に特徴のあるもの」すらアウトである.捕まえてまで同定したくない(息を吹きかけるぐらいはするが).縁があれば,同定ポイントを見せてくれることがいつかはあるだろうと思う.
 蛾との関わりは通りすがり.行きずり.