マダラコバネナミシャク.ハイイロコバネナミシャク.ウスバキエダシャク.ミヤマミダレモンハマキ.

 帰宅すると自宅の壁に蛾.急いでカメラを取り出す.昼の蛾は久しぶり.
マダラコバネナミシャク Trichopteryx ussurica
 マダラコバネナミシャク.昨日踏み殺した蛾と同種だ.つぶれていないと,このような蛾である.わたしを迎えに来たわけではないだろう.あの蛾はおそらくはすでに転生している.


 なぜ生き物を殺してはならないかは仏教的には簡単で,殺される側にその瞬間に生じた恐怖や憎しみの感情が,殺す側には悪縁(悪い結果を生じさせる原因)となるからである.だから原始仏教では「自分のために殺されたのではない肉」を食べることは無問題だったりする.
 昨日のわたしについては,その播いた種は確実にわたしが刈り取らなければならなくなるだろう.


 20時出撃.調子悪い><.連休中に働き過ぎで,その疲労がどっと出た勘定である.

大沼公園駐車場

 小さめのナミシャク.後縁部に斑がないからシタコバネナミではない.
ハイイロコバネナミシャク Trichopteryx ignorata
 おそらくハイイロコバネナミシャク.前翅長14mm.

 ウスバキエダシャク
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 前翅長16mm.
 別個体.
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 前翅長17mm.違いはあまりない.
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 これは上と同じ個体.これもいつもと同じである.

 ●アトジロエダシャク(×).ニッコウエダシャク(26).
 ●カギモンヤガ(17).

アルテン温泉看板

 ここでもウスバキエダシャク.前翅長17mm.
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 もう1頭.
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 こちらは測定できず.

 これもいつものハマキガ.今夜は「いつもの」ばかりである.
ミヤマミダレモンハマキ Acleris submaccana
 ミヤマミダレモンハマキ.11mm.
 エジプトのミイラの棺みたいなものである.

温泉駐車場

 またウスバキエダシャク
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 もうあきたので測定もサボり.もうウスバキエダは撮り納めにしようかとも思う.

 わたしの車の,ちょうど真後ろで蛾がつぶれている.また踏み殺したのかもしれない.そういう気がする.

 ウスベニスジナミシャク.16mm.
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans


 疲れた.ああ具合がよくない.蛾を踏むしか取り得がないのか自分は.
 馬場駐車場,覚生川通りはパス.帰ろう.