ギンモントガリバ。トビマダラシャチホコ。オビカギバ。キヨトウの類。スジチャタテの類。ハナネガブドウスズメ。ミスジシロスジエダシャク。ハネモンリンガ。ウスバミスジエダシャク。センモンヤガ。シロフコヤガ。スジキリヨトウ。ハンノトビスジエダシャク。シロモンキエダシャク。

 快晴。2日の月が斜めに赤い。
 エネルギーが全然ない。今夜の出撃は惰性。

大沼公園駐車場

 まずは落ち蛾拾い。

 ギンモントガリバ。今ひとつアピール感に乏しい地味な蛾。
ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
 16mm。小さい。測定ミスかもしれないし,個体差の範囲内かもしれない。

 地味な蛾が続く。
トビマダラシャチホコ Notodonta torva
 トビマダラシャチホコ。20mm。新鮮な個体に見える。
 この蛾の「みんな蛾」画像はなんだか真っ黒である。

 地味蛾に慣れた目には,これくらいでも十分に華やかに見える。
オビカギバ Drepana curvatula
 オビカギバ。25mm。翅の模様には個体差が結構ある。この個体はもっとも鮮やかな部類に属する。

 キヨトウの類。15mm。
キヨトウの類 Mythimna sp
 クロテンキヨトウのように思えるが自重。スルーしなかっただけ上出来である。

 ●ハネナガブドウスズメ(39)。
 ●トイレ壁高所にウスバミスジエダシャク

馬場駐車場

 5mmほど。これは見慣れた虫である。
スジチャタテの類
 スジチャタテの類の幼虫だと思う。
 Frickrに投稿して,たちまちview-countが3になった。蛾などは誰も見に来ないのだが,こういう怪物的な虫やクモやケラは人気が高い。

 ●ミスジコナフエダシャク(17)。シロオビヒメエダシャク(×)。
 ●ギンモントガリバ(21)。このサイズが普通。

 裏返っている。だらしない犬や猫が時々こうやって寝ている。
ハネナガブドウスズメ Acosmeryx naga
 「虫ふた」に貼ったところ,蛾集団「チーム神奈川」のDX-9さんからコメント。

蛾はこうして寝るんですよ
我々と一緒です。


こういう例を見たことあります。
大体こうしてないと
起きてるか寝てるか
わからないですよ。

 それは確かに分からないのだが,でも違うだろうなあ。
 つまみ上げるともぞもぞ動き出した。元気がない。弱っているのか,あるいは本当に寝ぼけているのか。
ハネナガブドウスズメ Acosmeryx naga
 ハネナガブドウスズメだった。44mm。

 これは美麗種。これでサイズが大きければ白系統を代表する蛾になっていただろう。
ミスジシロエダシャク Taeniophila unio
 ミスジシロエダシャク。19mm。

 ハネモンリンガ。17mm。
ハネモンリンガ Kerala decipiens
 画像はまだ翅の巻きが小さく普通に見えるが,しばしば棒状に強く翅の巻いた個体がいて,そちらは知らなければ同定不可能である。
 少し離れた場所にもう1頭。17mm。

 ウスバミスジエダシャク
ウスバミスジエダシャク Hypomecis punctinalis
 21mm。触角の先端部はヒゲなしなのが分かる。

 頭隠して。
センモンヤガ Agrotis exclamationis
 センモンヤガ

 昨夜のフタホシに続いてコヤガ。地味なスタンダードな奴。
シロフコヤガ Protodeltote pygarga
 シロフコヤガと思われる。11mm。

 スジキリヨトウ
スジキリヨトウ Spodoptera depravata
 どうということでもないのだが,1化組の画像を貼っておいた方が後から便利かと思って。

 ●シロモンヤガ(18)。この夜2頭。

アルテン温泉看板

 ●白い不明蛾。HP掲示板へ。(#゚Д゚)/〜〜。
 ※フタホシシロエダシャクのスレ?

 ここでもハネモンリンガ。寄ってみる。
ハネモンリンガ Kerala decipiens
 16mm。縦方向に走る看板の段差に乗っているところを上から撮ったもの。

温泉駐車場

 ●ゴマダラヒトリかと思ったら,腹が赤くない。何となく形が違う。シロケンモン(19)の擦れ個体らしい。移動。

 あまり同定に自信がないが,おそらくシロモンキエダシャク
シロモンキエダシャク Parectropis similaria
 前翅長17mm。これもなかなか良いデザイン。

 ●おそらくウスアオエダシャク(14)。


 なんとなく撮っているだけ。あまり心が躍らない。早く帰りたい気持ち。
 こうやって書いている記事も投げやり。勉強は好きだけど仕事が嫌。