ウスバミスジエダシャク。ミスジシロスジエダシャク。ヒメキホソバ。フトスジモンヒトリ。シロモンコヤガ。シロオビヒメエダシャク。フタホシシロエダシャク。ミスジコナフエダシャク。ウスイロオオエダシャク。セダカシャチホコ。マツクロスズメ。カドモンヨトウ。ヒメトラガ。クルマスズメ。

 今日も好天。最高気温は22℃で,夜になっても20℃を切らなかったようだ。
 完全休暇。仕事は明日回し。ネット巡回と昼寝。


 20時30分出撃。

大沼公園温泉駐車場

 小さい蛾が多い。彼らはすぐに飛んで逃げてしまう。

 ウスバミスジエダシャク*3。もっといたかも知れないが分からない。
ウスバミスジエダシャク Hypomecis punctinalis
 この個体は21mm。他のものは22mm,21mm。

 翅を立てた蛾。
ミスジシロエダシャク Taeniophila unio
 透け具合から,おそらくミスジシロスジエダシャク。胴体まで白い。とうとう翅を開かなかった。

 ●カバイロコブガ(10)。割愛。走るシロテンシャチホコ(×)。割愛。
 ●ミスジコナフエダシャク(×)。オオバトガリバ(21)。

 一昨日はスルーしていた蛾。面倒だったのである。
ヒメキホソバ Eilema cribrata
 ヒメキホソバ。15mm。小型のホソバは同定困難なものがほとんどなのだが,この蛾は例外。

 長居は無用。さっさと車に乗り込む。

アルテン温泉看板

 フトスジモンヒトリ。20mm。
フトスジモンヒトリ Spilarctia obliquizonata
 苫小牧では毎年確実に現れるが,そんなに多い訳でもない。

 無理に1枚に収める。
シロモンコヤガ Erastroides fentoni & シロオビヒメエダシャク Lomaspilis marginata
 シロモンコヤガ(11)とシロオビヒメエダシャク(×)。

 ●腎状紋が見えるのでコヤガだと思われる不明蛾(9)。
 ●『大図鑑』の絵合わせではオオキバラに思えるのだが自信を持てない17mmの不明ノメイガ。
 ○コナガがいた。その他,この夜を通じてテンスジツトガ多い。

馬場駐車場

 他に似た蛾が数種あるのだが大丈夫だろう。
フタホシシロエダシャク Lomographa bimaculata
 フタホシシロエダシャク。13mm。

 相変わらずの白い蛾。ここら辺をとり続けるのはほとんど苦役である。
ミスジコナフエダシャク Cabera exanthemata
 ミスジコナフエダシャク。14mm。

 ●スジキリヨトウ*3。目立つ。

 うーん。これはどうなのだろう。横線の走り方はウスバミスジである。21mm。
ウスバミスジエダシャク?  Hypomecis punctinalis ?
 見た感じは大分違う。触角は♀のそれ。後翅の横脈紋がかすかに見える。
 とりあえず,ウスバミスジエダシャクという暫定措置で。

 こちらは極めて分かりやすい蛾。
ウスイロオオエダシャク Amraica superans
 ウスイロオオエダシャク。30mm。
 ポーズが決まりすぎていてつまらない画像だが,正面からの接写は上手くいかず。うつむき過ぎである。

 シーズン初セダカシャチホコ
セダカシャチホコ Rabtala cristata
 全く静止せず。この夜*2。

 11mm。
不明蛾
 わたしの力では同定できず。てっきりマンレイツマキリかと思っていたのである。

 ○テンクロアツバ。

温泉駐車場

 ○ハンノトビスジエダシャクやらミスジコナフエダシャクやらシロオビヒメエダシャクやら沢山。

 (スズメガとしては)小型のスズメガ
マツクロスズメ  Sphinx morio
 おそらくマツクロスズメ。測定中に逃走。ノギスには23mmが残されていたが不正確である。近くにいたもう1頭も逃走。

 カドモンヨトウ。測定漏れ。
カドモンヨトウ Apamea crenata
 体に厚みのある蛾の方が,顔がはっきり写る。

 ●ゴマケンモン(20)。ウチキエダシャク(16)。どちらも割愛。
 ●アカガネヨトウ(14)。

 ヒメトラガ。測定漏れ。移動させようと手を出すと,ジャンプして乗ってきた。
ヒメトラガ Asteropetes noctuina
 手乗り写真は好まないのだが,裏側の見える画像。飛んでいるときは黄色が目立つ。

 おまけ画像。
クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
 クルマスズメ。測定サボり。


 今夜の死骸。
アカハラゴマダラヒトリ
 アカハラゴマダラヒトリ。
不明死骸
 これだけつぶれると同定不能