クルマスズメ。

 職場。パソコンの前で死にかけていると,女の子が呼びに来る。大きいハチが部屋の中に入ってきて恐いという。職場でわたしは「虫担当特命」らしい。4Fまで階段で上って息切れ動悸でやっぱり死にそうになる。
 見るとフツーのマルハナバチである。「これはギューってしなければ刺さないから」と(いいかげんな)説明をする。素手で確保して窓から解放。拍手が起こる。オイオイ。
 「危険な昆虫とそうでない昆虫」ぐらいは,義務教育の理科で教えておくべきである。本当に危険な奴はほんの少ししかいないのだから。そんなことだから,わたしは職場で,ハチとアブ(たいていヒラタアブ)の違い,ムカデとヤスデとシミの違いをレクチャーする羽目になったりするのである。


 天気は蛾日和だが,こちらの条件がおかしい。どうなるんだろう自分。今夜も蛾撮りはサボり…。(TдT)。


 6月28日の… 蔵… 出し… 画像。゜д゜。
クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
 クルマスズメ。今年は何だかクルマスズメの美しさが心にしみる。

 某高校の学校祭で,大食堂の壁に「蛾の写真」を貼れることになった。昨夜印刷して,虫嫌いな人ならたちまちに食欲を失ってしまうような画像が17枚もできあがった。だが,わたしの知ったことではない。