ギンモンシャチホコ。モクメヨトウ。カギシロスジアオシャク。セブトモクメヨトウ。ツマキシロナミシャク。マルモンヒメアツバ。トビモンコヤガ。スジコガネ。ミスジコナフエダシャク。ウチスズメ。クロフキオオメイガ。アオカミキリモドキ。マンレイツマキリアツバ。オビカレハ。

 今日は珍しく晴れ。でも日中の最高気温は23℃。苫小牧の夏なんてそーんなもの。
 休日サービス勤務は2時間半ほどで吐き気がするほど嫌になってくる。もう無理。心が壊れる。どうせ困るのは明日。明日のことを思いわずらうなとイエスは言っていた。投げ出して帰宅。


 さんざん昼寝して,夜に出撃。でも惰性。心は重い。

大沼公園駐車場

 ●分からないホソバの類(17)。おそらく同定不能ベニヘリコケガ(12)。
 ●バラシロエダシャク(13)。ツマキシロナミシャク(18)。ホソバナミシャク(15)。
 ●フタオビキヨトウ(×)。スジキリヨトウ(×)。
 ●クルマスズメ(41)。

 走り回るギンモンシャチホコ
ギンモンシャチホコ Spatalia dives
 フラッシュの角度が合わないと,銀紋部分が緑色にくすんでしまう。上手く白く撮れた数少ない画像。

 踏みそうになる。
モクメヨトウ Axylia putris
 モクメヨトウ。15mm。

 夜の蝶。
カギシロスジアオシャク Geometra dieckmanni
 カギシロスジアオシャク。この蛾は翅を立てていることがしばしばある。なにせこの色である。日中,草葉の中に紛れている分にはどんなとまり方でも適応上大差なかろう。

 大物。27mmもある。
セブトモクメヨトウ Auchmis saga
 帰宅後,『大図鑑』をめくっていくと思ったよりも似たようなヤガが沢山いる。かなり時間を費やしてようやくセブトモクメヨトウに行きあたる。
 あまり数の多い蛾ではなさそう。初見。

アルテン温泉看板

 ツマキシロナミシャクの美しい個体。
ツマキシロナミシャク Gandaritis whitelyi
 21mm.

 8mmの小さい蛾。翅の黒紋が目を引いてスルーをまぬがれたもの。
マルモンヒメアツバ Schrankia kogii
 同定作業。はじめ外横線からメイガを探して迷宮入り。もう1度拡大して,これはアツバの鼻先である。でも見つからない。シナイの荒野をいたずらに40年もさ迷ったヘブライの民のような思いをして,やっとミジンアツバへ。
 どうやらマルモンヒメアツバである。これも初見。

 これもやっかいなコヤガ。
トビモンコヤガ Pseudodeltote brunnea
 トビモンコヤガだろう。10mm。この夜*3頭。

 たまには甲虫も。ここ数日よく見かけていた。
アオカミキリモドキ
 アオカミキリモドキ

 マンレイツマキリアツバ。この蛾は必ず翅を立ててとまる。
マンレイツマキリアツバ Polysciera manleyi
 上から。

 ●外見からは区別できないとされる,ウスキバネツトガかウスクロスジツトガかどちらかの蛾(8)。
 ●コブガの類。

馬場駐車場

 こんな感じのコガネムシが地面に点々と散らばっている。ギリギリで踏まずに何とかなる限界の密度。
スジコガネ
 スジコガネと思われる。

 ●リンゴツノエダシャク*2。32mmと26mm。♀♂と思われる。ミスジシロエダシャク(23)。サラサエダシャク(×),割愛。
 ●ここでも分からないホソバ*2。
 ●ウスアオモンコヤガ(11),退色気味。

 これも蝶のように半開きで。ミスジコナフエダシャク
ミスジコナフエダシャク Cabera exanthemata
 フラッシュ1回で普通の蛾のように真っ平らになってしまった。仕方ないので測定。15mm。

 ●ネグロトガリバ(21)。
 ●ハイイロオオエダシャク(28)。
 ●シロモンコヤガ(×)。カバスジヤガの類(19)。ここまですべて割愛。
 ○エゾシモフリスズメ。

 やっと新顔のスズメガ
ウチスズメ Smerinthus planus
 ウチスズメである。43mm。
ウチスズメ Smerinthus planus
 確認。

 初見。大きい。20mm。
クロフキオオメイガ Schoenobius sasakii
 帰宅後調べて,おそらくクロフキオオメイガ。「オオメイガ亜科」なんて今まで気づかなかった。

温泉駐車場

 もう疲れてほとんどやる気なし。
 ●不明ヨトウ(23)および不明シャクガ(11)。同定する余裕も気力もなし。HP掲示板へ。(´・ω・`)/〜〜。
 ●ギンモントガリバ(×)。シーズンカウントダウン用記録。
 ○ツマキシロナミシャク移動。

市内コンビニ

 オビカレハ
オビカレハ Malacosoma neustrium
 撮影後,移動。