ブトボソさんからのメール。オニヤンマ。マエキアワフキ。オオヒラタシデムシ。サンゴジュハムシ。コガタスズメバチ。

 更新がトドコーッていてご心配の向きもあるかもしれないが,全くその通りである。やっぱりジリツ神経が破壊されているのではないだろうか。この程度でグダグダ言っていては,世の病苦に苦しんでいる人たちには申し訳ないのかもしれないが,とりあえず仕事に耐えられないので昨日は早退してしまった。


 政府御用達の教育受験企業である某ベネッセから,私立大学の偏差値ランキングの表が届く。それを眺めながら同僚と雑談。
 ああ,これはひどいねえ,と彼。真ん中辺が全然ないね。
 なるほど文系で,偏差値48〜44あたりにランク付けされた大学数が顕著に少なく空白地帯ができている。偏差値53〜55近辺が多く,いわゆる中堅大学の主な部分がそこいらに分布している。そして40台後半が空白ゾーン。偏差値40を割ると逆に増加し始め,おびただしい大学名が記載される。世にFラン大学のいかに多いことか。
 すなわち大学の2極化である。しかし大変な時代。並の高校生は「並」とか「中の下」あたりであることが許されない。頑張って偏差値52程度(彼らの一般的な学力よりも少し上)を目指さねばならない。そこに届かなければ誰でも入れる「Fラン大学」へ転落。「並」という選択肢がない。格差というのはそういうことなのだな。


 虫画像。「カラス」のブトボソさんから送られてきたものの残り。7月15日記事の続きである。

 ヤゴの抜け殻。オニヤンマのものであるという。
オニヤンマ殻
 泥んこだなあ。あまり良いところに住んでいないと見える。
オニヤンマ羽化失敗
 これは羽化に失敗した個体。どこがつっかえたのだろう。

 マエキアワフキ
マエキアワフキ
 愛想も何もない。おそらく何も考えていないと思う。

 ヒラタシデムシ
 ※KUMAさんよりコメント。オオヒラタシデムシとのこと。感謝。
ヒラタシデムシ
 誘因物質のようなものが周囲にまき散らされて,こういう乱交状態になるのだろうか。場末のエロ漫画みたいなネタだが,シデムシのやることだから仕方ないのかも。

 サンゴジュハムシの新成虫。
サンゴジュハムシ
 でもウンコタレである。
サンゴジュハムシ
 すっかり害虫ムード。もっときれいに食べれば社会的評価が大きく変わってくる可能性がある。

 小型のハチ。
虫卵とコバチ
 なんか全身から寄生的なオーラが出ているように思える。何の卵だろう。フタの線が入っているからカメムシ系だろうか。

 大きいハチ。
コガタスズメバチ
 大きいと言っても,相対的にはコガタスズメバチ

 どうもありがとうございました。


 24日はまた雨になった。