ハガタアオヨトウ。リンゴケンモン。ベニスジヒメシャク。ホソミスジノメイガ。チビツトガ。ベニシタヒトリ。マメドクガ。ヨシカレハ。ソトジロツマキリクチバ。クビグロクチバ。シロヒトリ。コシロオビアオシャク。ミツボシツマキリアツバ。ウスアオモンコヤガ。ゴマケンモン。ナシイラガ。モンスカシキノメイガ。カギシロスジアオシャク。ヨツボシノメイガ。
COCOさんやid:merecoさんのような有力ブロガーの力とは恐ろしいもので,日陰の湿っぽい隅っこの方でじけじけ運営していた当ブログのアクセス数がここ2日間,いきなり平常時の4倍にハネ上がった。アフィリエイトをやっている人なら狂喜したろうが,こちらは当惑するばかりだった。人々は本当にそんなにも「クマケムシ」に関心があるのだろか。
退勤を少し早めて病院へ。薬がまた増えた。眠剤代わりの安定剤である。これでわたしもメンヘラーへまず第1歩。
久しぶりに雨の降らなかった日。晴れ間はほとんどない。降らなかっただけである。空気は湿って重い。気温は全然上がらない。
一週間以上振りの出撃。
錦大沼公園駐車場
灯火下に一面のスジコガネと結構な数の羽アリ。蛾撮りには最悪な状況である。
第一に連中を踏みたくない。第二に大人しくしている蛾が連中に驚いて逃げる。灯火の真下から少し離れた地点から探索開始。
ハガタアオヨトウ。
測定前に逃走。飛来したコガネムシのせいである。
ベニスジヒメシャク。12mm。
このピンク色が,えんじ色から茶色に近くなってくると途端に同定不能の世界に入っていく。Timandra属ではこのベニスジヒメシャクだけが比較的安心。
目立つタイプだけに遺憾とするところである。
●オオゾウムシ。割愛。
●クビグロクチバ*2。
●カバスジヤガの類(20)。同定の決め手なし。
●クルマスズメ(×)。
その他,小さいのはみんなコガネムシまみれアリまみれ。次々と神風アタックを敢行するスジコガネと,いつの間にか服の上を歩き回っているアリにヘキエキする。早々に撤退。
アルテン温泉看板
コガネムシ密度がやや下がる。
●同定なんて後回しに決まっている,不明シャクガ(11)。HP掲示板へ。(#゚Д゚)/~~。
●オオシロスジアオシャク(26)。シロケンモン(19)。
●おそらくアカフツヅリガ(15)。
○良さそうなフタオガ。看板のスキマに歩いて逃走。
いつもの甲虫。
♀しか見かけない。採り尽くされているに違いない。大した個体変異もないだろうに,なんでそんなに沢山欲しがるのかな。
○テンスジツトガ数頭。
ウスアオモンコヤガ。11mm。
あまり色のよい個体ではないのだが,もたもたしているとピークを過ぎるような気がするので貼り。この夜もう1頭。
●シーズン初物のウストビモンナミシャク(×)。すっかり退色している。雨のためか。
馬場駐車場
何だか煙っている。ガスが出てきたのかと思ったが,火薬の匂いがする。花火の煙が,風のないことを奇貨としてこちらへ漂ってきたらしい。不愉快である。蛾撮りのような偏屈な趣味に耽溺すると,一般人の罪のない遊び事すべてがしばしば憎しみの対象になる。
個別写真も沢山撮ったのだが,ことごとく割愛。ここではツーショットのみ。
ベニシタヒトリ(23)とマメドクガ(22)。この2頭はわたしの基準ではどちらも上品(じょうぼん)に属する。
ソトジロツマキリアツバ。26mm。
接写するまで,「ハナマガリ」だと思っていたのは当然である。
コシロオビアオシャク。
26mm。カギシロスジよりも一回り大きく,後翅の外横線が急角度である。
この夜都合3頭。この蛾はカギシロスジよりもシーズンが短い印象がある。
●ムラサキエダシャク(×),秋物の1番乗り。カギシロスジアオシャク(21)。
●オオケンモン(29)。フタオビキヨトウ(19)。テンクロアツバ(×)。
●エゾシモフリスズメ*4。
●ヒメシロモンドクガ♀(23),割愛。