獣と魚。

 にょごにょみょんごうごうと異様にうるさい獣。

 こんな奴でしかない。さっさとどこか行ってしまえばいいのに。
 (今,この文章を書いていて,また鳴きだした。わたしが20才若ければ落とし穴を掘るだろう)

 久しぶりに職場の魚。

 稚魚だった奴。

 こんなになってしまった。


 これもここで生まれた魚。


 後から追加された魚の生存率は低いのだが,業が深いと生き残ることができてしまう。


 これも生き残っている。


 性格が穏やかだと速やかに召されてしまう。


 こうやって傍若無人に繁茂してしまう植物は,わたしは嫌いである。


 コンビニ店内で,アトヘリアオシャクを拾う。わたしが店内で虫を捕まえていても,もはや店員は見て見ぬふりをする。解放。



 飲んでしまって虫は今日もサボり。