セアカヨトウ。サクラケンモン。クビグロクチバ。オオフタオビキヨトウ。ザトウムシ。キマワリ。マダラカマドウマ。ノコギリカミキリ。テンスジツトガ。ヨモギオオホソハマキ。
というわけで,糖蜜で黄色系のカトカラを何とかしようと考えた。甲虫採りの連中と混同されると不愉快だが,背に腹はかえられない。
今にも降り出しそうな天気。たまに水滴が顔に落ちてくる。
まず糖蜜を仕込む。基本的に4月と同じ場所。
まずは時間つぶし。時間が早くて駐車場には蛾が出てきていない。アルテンへ。
アルテン馬場駐車場
天気が心配なので,できるだけ手早く。と言っても,そうでなくても時間が早いので蛾影は薄い。
錦大沼公園
○ノコメセダカヨトウが来ていたが逃走。結局,この蛾がこの夜の最大の蛾になった。
いつも樹幹にいるといえば,これ。
ザトウムシ。糖蜜に引かれたのか,小昆虫を補食しに来たのかは分からない。単にいつもの散歩のコースだった可能性すらある。
やっと蛾がいた。しかし小さい。
フタキボシアツバ。いちおうこれでも Catocalinae(カトカリナエ,シタバガ亜科)である。でも小さい。翅を広げて差し渡し一目2cm弱。
でも蛾なら何でもいい。
これも人気のない甲虫。
ノコギリカミキリ。キマワリの大きいのだと思えばいいらしい。
糖蜜飛来蛾第2号。
テンスジツトガだ。こんな蛾もやって来るんだ。これは面白かった。でもピントが上手くきていない。
どうにも雨が不安。さっさと糖蜜綿を回収する。カメラのフラッシュリングを懐中電灯代わりにしているので,雨中の作業は避けたい。
自宅の壁にハマキガが付いている。アトキハマキとは違っていそうなのでとりあえず撮っておく。
調べてみると,驚いたことに絵合わせ成功。ヨモギオオホソハマキらしい。
運良く,甲虫採りの人々とは出会わなかった。天気のせいかもしれない。