ユスリカの類。タマバチ?の類。

 奇蹟のように休日に休めた。職場が何だかかんだかで1日閉鎖になったからである。毎日職場閉鎖で賃金だけもらえれば,わたしにとっても社会にとっても遙かに有益に違いない。わたしに働かせても社会的損失の方が大きいような気がする。
 そもそも「能力に応じて,欲望に応じて」の原則からみれば,わたしには能力がないのでわたしのことは社会共同体が養うべきである。


 というわけで,錦大沼公園へ。天気がいいし,風もない。冬であることをのぞけば,絶好の虫日和である。


 あれれ,駐車場に車が一杯停まっているよ。そっか,ワカサギ釣り。ここ数年暖冬続きで禁止がちだったので,人々はワカサギのことなど忘れているかと思っていたがそうではないようだ。わたしは忘れていた。いずれにせよ「虫撮り」とは利害対立しない。
ワカサギ釣の人間
 小さな沼に人が沢山。


 人はうようようじょうじょしているが,虫はほとんどいない。
 やっと第1ユスリカ
ユスリカの類
 翅長は3mmほど。おそらく♀。雪面を懸命に歩いている。
 雪の上でカメラを持って這いつくばっていると,しばしば人々の(好奇の)視線を感じる。でも誰も話しかけてこない。君子危う(ry。


 第2ユスリカ。水辺から100m以上離れた場所。飛んできたか飛ばされてきたか。これは♂の触角。
ユスリカの類
 翅長3mm強。


 小川のほとりのハチの死骸。
タマバチの類?
 これも3mmほど。冬にへろへろと出てくるのはタマバチの類のように思うのだが,自信はゼロ。
 フラッシュを切って,後から明るさを補正した画像。


 一足ごと雪に足を取られるので,たちまちくたびれて何もかも嫌になる。
 戻りがけに第3ユスリカ
ユスリカの類
 翅長4mm。触角がまだ開ききっていない個体。


 セッケイ・クモガタは見つからず。ほんの少しだけ時期が早い予感。来週からと見る。
 でも来週末は休めるのだろうか…。