接写のリハビリ。ユスリカの類。アシナガグモの類。ガガンボの類。シラホシハマダラミバエ。

 休日出勤。例によって仕事の優先順位がおかしいので,社内報を2回分書き上げてくたびれて嫌になる。どんな情報を発信しようと,どうせ(関係部署の)読む人しか読まない。読まなかった人は後から「知らなかった」というだけのこと。


 というわけで,社の庭のカササギの営巣の続き。
 下でカメラを構えるわたしに気付いて警戒態勢に。
カササギ
 前回よりも少し巣が大きくなって,下からではボール状に見える。
カササギ
 屋根があるのか,それとも深い壺になっているかは4Fからでも分からなかった。
 この後,近くに来たシジュウカラを追い払ったりしていた。なかなか忙しい。この日は社の屋上にカモメも飛来していた。敵ばかりである。これ以上ストレスをかけるのは嫌なので早々に撤退。


 日中暖かかったので,そろそろ灯火組が出てきてもよさそう。
 糖蜜は面倒なのでパス。そんなに気力が充実しているわけでもないのである。どーせ,死んでいないだーけ。
 19時で気温は3.8℃と気象庁


 錦大沼公園,アルテン温泉看板だめ。オカモトさんでもいないかと地面をしらみつぶしに見ても,いないものはいない。


 温泉駐車場横トイレ。ここなら最悪でも小さなクモがいるはず。

 数ミリの双翅。
キノコバエの類?
 キノコバエの類だろうか。ここら辺はしばしば冬にも見かける。
 ※zatouさんからコメントで,ユスリカとのこと。どうもでした。わたしにはここらの双翅は手に負えないです。

 気分は接写のリハビリ。今年に入って,眼が衰えてきたように感じて仕方ない。機械は金を積めば幾らでも高性能なものが手にはいるが,こちらの眼がいかれてしまってはアウトである。眼の方の残り時間もそんなにはないようだ。

 アシナガグモ春一番に姿を見せる虫の一つ。
アシナガグモの類の幼体
 だいたい計測で3mm。まだ子供。

 こちらは大きい虫。翅長は7mm。7mmで「大きい」と感じるのは,日頃コマゴマとした虫ばっかり追いかけているからだろう。
ガガンボの類
 ガガンボの類なのだろうけど,一体どこで越冬していたのだろう。
ガガンボの類
 この長い脚を傷つけずに越冬用のスキマに潜り込むのは至難の業と思われる。

 これも晩秋と早春の定番。
シラホシハマダラミバエ Lenitovena trigona
 シラホシハマダラミバエ。下から見上げるアングルなので寸詰まりに写っている。
 何とも中途半端な感じの,華のない虫に思えるのだがどうだろう。


 例年よりも虫は2週間遅れている。いつもなら,春シャクに頭を痛めている時分のはず。