昼の部。クロヤマアリ。

 4月最後は忙しすぎ。厚労省の若年者雇用対策は「未内定で卒業してしまったフリーター・ニートの卵対策」と「30〜40才(“若年”の上限がどんどん引き上がっている)の雇用対策」に予算がシフトしている。なるほど高卒就職組は全道で2000人,札幌だけでも800人が内定からあぶれたのだから仕方がない。30代だって死活問題だ。
 というわけで,来春卒業予定の高校生については文科省が今まで以上に動かなければならないのだが手詰まり感が強い。それはそうだろうねえ。就職斡旋は文科の仕事じゃないよ。
 というわけで,全然ダメ。出生率が下がるのは当然のことである。


 というわけで,いきなり5月。さすがに気温が上がってきた。朝の10時で10℃もある。もちろんサービス休日出勤。
 勤労意欲に満ちあふれているわけでは全くないので,途中抜け出して職場近辺を探索。 昨日,マツツマアカシンムシがいたのだが…。


 サクラはまだこんな程度。
サクラ

 アリが出てきている。アリが出てくるとやっと虫の季節のスタート。
クロヤマアリ Formica japonica
 おそらくクロヤマアリ

 蛾は見つからない。5mmほどのクモ2種。
クモの類
 意味のないトリミング処理。
アシナガグモの類 Tetragnatha sp.
 アシナガグモsp.とまでしか分からない。

 テントウムシ2種。
ヒメアカホシテントウ Chilocorus kuwanae
 ヒメアカホシテントウカイガラムシ喰い。職場の樹に多く見られるのだが,まだ狩りをしているのは未見。


 ナナホシテントウ
ナナホシテントウ Coccinella septempunctata

 双翅の類。
双翅の類

 コモリグモの類
コモリグモの類

 マツツマアカシンムシは見つからず。


(夜の部へ続く)