夜の部。カバキリガ。オニグモ。キバネハサミムシ。カギモンヤガ。

 さて夜の部。気温は10℃。朝と同じだねえ。ちなみにこの日の最高気温は14.5℃。
 車で走っていると,蛾が飛んでいるのが灯火に見える。一気に春になったようだ。


【錦大沼公園駐車場】
 シーズン落ち蛾第一号。

 カバキリガ。前翅長18mm。
カバキリガ Orthosia evanida
 ちょっと眼をそらすと見失ってしまう。もちろん「枯葉仕様」なのだろうが。
 別個体。
カバキリガ Orthosia evanida
 20mm。F22で撮ってみたのだが,わたしの技術では無理な感じである。

 オニグモ。12mmだからあまり大きくはない。
オニグモ Araneus ventricosus
 これもボケ。
 春先はとにかくオニグモが目立つ。幼体で越冬するものなのだろうが,たまに大物がいたりするから成体でも条件が揃えば生き残ってしまうのかもしれない。


【アルテン温泉看板】
 看板灯火には蛾反応なし。

 立て札。
クモの類
 7mmほどのクモ。より小型の同業者を捕食中。
 この場合のボケは白背景の反射によるもの。


【覚生川通り】
 すでに疲れて眠くなってきている。本質的に昼型の人間なのである。

 キバネハサミムシ。花とかによく来ている奴。
キバネハサミムシ Forficula mikado
 22mm。F20。
キバネハサミムシ Forficula mikado
 全身像は写りが悪いので割愛。タグは面倒なので[甲虫]で。

 またカバキリガ。ちょうどピークに当たったものらしい。
カバキリガ Orthosia evanida
 20mm。

 後は電柱の高所もの。
 ・ウスベニスジナミシャク
 ・カバキリガ。この夜4頭目

 ホソバキリガウスベニスジナミシャク
ホソバキリガ Anorthoa angustipennis & ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans
 この夜のウスベニスジナミシャクはいずれもまだ緑色。やっぱり季節の進行は遅れている。

 これは…。
アトジロエダシャク Pachyligia dolosa
 色が濃かったり白紋が強く出たりしているが,時期も翅形も冠もアトジロエダシャクに見える。これもいる時にはうんざりするほどいる蛾。


【温泉駐車場】
 ・カバキリガ(19)移動。5頭目

 カギモンヤガ。移動。
カギモンヤガ Cerastis pallescens
 18mm。

 これはF18。やっぱり次回からはF16に戻そう。