ウスベニスジナミシャク。シタコバネナミシャク。アオヤマキリガ。Ectropis sp.。モンハイイロキリガ。ウスバキエダシャク。カシワキリガ。トビモンオオエダシャク。カバキリガ。

 (5月7日記)連休は何とか1日だけ休めた。疲れがたまったものか,今日は仕事にならなかった。安定剤がすさまじく効いて,何もできなくなる。職安に報告書をFAXで1本送ったのが限界。授業はことごとく流してしまう。結局,昼から早退。
 まとまったことは何もできない。残り時間が少ないのに全然ダメ。昨夜からの雨は庭に水たまりを作るほど。


【錦大沼公園駐車場】
 灯火に白い蛾が舞っている。

 落ち蛾。ウスベニスジナミシャク。前翅長18mm。
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans
 もう1頭いて,そちらは13mm。


 シタコバネナミシャク。測定前逃亡。
シタコバネナミシャク Trichopteryx hemana

 コントラストがほとんどないし,蛾自体も地味でなんだか救いのない画像。毎日毎日こういう写真を撮っていると,どんどん精神が追い込まれていくに違いない。でも仕方ない。落ち蛾を撮っていて,何かほっとした気持ちがするのも確かだ。そういう縁なのだから,おそらく行けるところまで行くしかないのだろう。

 もう20時を回っているのだがアリの類。
アリの類


【アルテン温泉看板】

 20mm。これは苫小牧ではちょっと珍しいアオヤマキリガ
アオヤマキリガ Orthosia aoyamensis
 種小名が“aoyamensis(あおやめーんしす)”で,“ensis”は地名を示す接尾辞だから,アオヤマは人名ではなく地名なのだろう。
アオヤマキリガ Orthosia aoyamensis
 お約束のアングル。


【覚生川通り】

 さて分からない。よい条件で撮ってもきっと分からないのである。
Ectropis sp.
 フトフタオビエダシャクに見えるが自信なし。Ectropis sp.として整理。

 こちらは完全にオテアゲ。
不明キリガ
 ※蛾LOVEさんからコメント。モンハイイロキリガである。

 もう一種。春のエダシャク。
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 ウスバキエダシャク。14mm。時期になると沢山出てくる蛾。

 カシワキリガ。17mm。
カシワキリガ Orthosia gothica
 横から。
カシワキリガ Orthosia gothica
 この夜,落ち蛾もう1頭(17mm)。

 電柱の下の方。前翅長16mm。
不明キリガ
 小振り。分からない。クロミミ?

 集合写真。
春の電柱
 下から。カバキリガ。おそらくカバキリガ。真ん中のシャクガらしいのは不明。ウスベニスジナミシャクカシワキリガ


 その更に上方。
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans & マダラコバネナミシャク Trichopteryx ussurica
 下は,マダラコバネナミシャク。上はウスベニスジナミシャク


【アルテン温泉駐車場】

 オオトビモンエダシャク。28mm。
 トビモンオオエダシャク。蛾LOVEさんのご指摘です。(TдT)。
トビモンオオエダシャク Biston robustus
 これはもう少し遅めに出てくる感じの蛾。どうやら「一度にわらわら出てくる」状況なのかもしれない。

 カバキリガ。20mm。
カバキリガ Orthosia evanida
 アイドリング中なので左翅がブレ。この後すぐに飛び立った。
 近くにもう1頭。そちらは測定前に。


 コンビニの窓には蛾なし。店内にミヤマオビキリガ。保護,解放。