ザトウムシ。モントガリバ。シマカラスヨトウ。オオウスヅマカラスヨトウ。クビグロクチバ。アヤシラフクチバ。シロホシクロアツバ。ナカジロキシタヨトウ。ベニシタバ。

 雨は早朝に上がる。この日の最高気温は28℃。日中の外出は整骨院へ行っただけ。


 というわけで糖蜜に。錦大沼公園。雲量は5くらい。いちおう気象的には晴れ。
 おとといの蜜は雨で完全に洗い流されたと思っていたが,カラスヨトウ類がポイントにすでに陣取っていて,噴霧と同時にウロウロと行動を開始する。でも撮影は後回し。もっと集まってから。
 カマドウマ,ザトウムシなどの常連もスルー。でも,これは撮っておこう。
ザトウムシ Opiliones
 ナカジロキシタヨトウを捕食しているところ。大画像で楽しみたい方はhttp://www.flickr.com/photos/8706930@N08/4882047844/sizes/l/in/photostream/ へ。壁紙などにご活用ください。「original」で更に大きくなりますが収拾もつかなくなります。


 駐車場で時間つぶし。
 ・ナカスジシャチホコヤスジシャチホコクロモンアオシャクキリバエダシャク。ことごとく割愛。


 再び林の中へ。


 カトカラなんてなかなかいないのあって。
モントガリバ Thyatira batis
 モントガリバ


 オオウスヅマカラスヨトウ,シマカラスヨトウ沢山。ツマジロカラスヨトウはそれよりもやや少ない。


 単品の画像はほとんどカット。集合写真。
糖蜜
 左から,ツマジロカラスヨトウシマカラスヨトウ


糖蜜
 左から,クビグロクチバオオウスヅマカラスヨトウ


 エゾシモフリスズメが飛びながら吸蜜しようとしているが,撮ろうとするとライトに反応してしまう。


 この蛾は「逃げられても惜しくない」。寄る。
クビグロクチバ Lygephila maxima
 クビグロクチバ。下翅が派手ならば面白い蛾なんだけど。
 この画像はリサイズし忘れ。大きいサイズはhttp://www.flickr.com/photos/8706930@N08/4881831352/sizes/l/in/photostream/


 思わぬ蛾が迷い込んでくる。
ホシスジトガリナミシャク Carige cruciplaga
 ホシスジトガリナミシャク


糖蜜
 シマカラスヨトウ*4,ガガンボ*2,クルマアツバの類*1。
 仲良く吸蜜しているわけで全くなく,互いに頭突きをして良い場所を争っている。このまま進化させておくと,やがてある種の甲虫がそうであるように,頭部に堅いツノを持つ種が繁栄することになるだろう。


 これも寄っておこう。
ツマジロカラスヨトウ Amphipyra schrenckii
 ツマジロカラスヨトウ


 暗い中で蛾たちの眼の光点だけを頼りにシャッターを切るものだから,ピンがヘロヘロ。
糖蜜
 中央上から時計回りに,ノコメセダカヨトウシマカラスヨトウオオウスヅマカラスヨトウオオウスヅマカラスヨトウモントガリバクビグロクチバ


 おそらく…アヤシロフクチバ
アヤシラフクチバ Sypnoides hercules
 ここら辺は難しいから嫌い。


 この樹はオオウスヅマカラスヨトウばかり。
糖蜜
 やっぱりピンがひどい。数撮れば,という発想に乏しい。体力も気力もそんなに続かない。


 左端の黒い小さい蛾は現場では見えていなかった。
糖蜜
 初見のシロホシクロアツバ。右の2頭はシマカラスヨトウ


 カトカラは今夜もベニシタバ
糖蜜
 これもリサイズ忘れ。大きい画像はhttp://www.flickr.com/photos/8706930@N08/4881229301/sizes/l/in/photostream/
糖蜜


 集合写真。このベニシタは別個体。
糖蜜
 なるほど“シマ”カラスヨトウという命名が適切なのがよく分かる。


 疲れたので撤退。今回の消費時間は50分。