「みちのく会@山形」非緊急レポ(10)。さあ,また仕事の日々が始まる。
(承前。過去記事は「検索:「みちのく会@山形」非緊急レポ」で)
帰路。
ケアハウス会場→(高速バス)→仙台駅→(新幹線)→新青森駅→(普通列車)→青森駅→(急行はまなす)→苫小牧駅→(タクシー)→自宅→(自家用車)→職場
面倒なので無闇に余裕のある計画を立てている。というわけで仙台駅で6時間待ち。観光や名所名物にはもとより全く関心がない。駅前の吉牛(おそらく非仙台牛)からブックオフで仏和小辞典。これで30分。完全に時間が余った。
(待ちきれずに)さっさと改札をくぐって,ひたすらに“Cocytia”の文献読みとキオスクで買った「中央公論」読み。「中央公論」は同じ「論」でも「正論」より大人しい。声高に叫ばないと正論にならないのかもしれない。
夕食はほとんどイイカゲン。新幹線では… 覚えてないや。
青森駅でも1時間半待ち。優雅な旅行である。時間を湯水にように費やして優雅なのだが寒い。動いていないと寒い。こういうときは,あちらこちらを撮影。
連絡通路のトイレ。
試しに硬貨を入れてみると,鈍い音がした。10円玉の感じがする。まあまあ繁盛している模様。
カメラを持ってトイレ侵入。人に見られると変質者扱いされる。迅速に行動せねばならない。
あー,善意とペーパーは満ち足りているようで喜びにたえない。
というわけでホームに降り立つ。「にわか鉄ちゃん」の出現である。
鉄道マニアがディープな愛に突き動かされていることは,ニコ動の,
「アイドルマスター 夏草の線路」や「【初音ミク・猫村いろは】もう新車はいらない【鉄道替え歌】」などやそれらのコメントから感じられる。電車というのは心を揺さぶる被写体なのらしい。
ところが,まずこんなものに目が行ってしまう。
よく分からないオブジェ。
気を取り直して,ホームで冷え固まっている電車へ。
上手く撮る気が根本的にないんだなあ。
愛情がないから仕方ないと思う。
たちまち嫌になってこんなものに興味が移る。
役に立っているのだろうか。
夜行ではあまり良くは眠られず。
早朝の苫小牧は寒さがゆるんでいた。
では縁があればまた来年。
(この項終わり。<( _ _ )> )