インゲンマメゾウムシ。

 昨日,修理に出していた「α−700」が退院してきた。

   500    サンキャクプレート交換             
13,000    技術料
 1,600    宅配サービス料
   755    消費税

 とのこと。部品が税金よりも安い。でも自分で直す勇気も部品もないし。


 それに先だって,リングフラッシュも壊れていた。わたしは人間関係をはじめ,大抵のものならたちまち壊してしまう。カメラとの接続部のプラが割れて外れた。
 今は亡きコニミノ製なので自分でやるしかない。ネジと瞬間接着剤を買ってきて,ぶっこ抜けた端子部をラジペンで無理矢理押し込んで,カバーを貼り合わせてネジ止め。最初,電池カバー部分まで接着してしまって半泣きになるのはお約束。彫刻刀の平歯で継ぎ目を再破壊し,また貼り直し。アルミテープで補強。
フラッシュ修理
 フラッシュが元通りに光ったのはもはや偶然でしかない。


 というわけで,第1被写体。
インゲンマメゾウムシ
 インゲンマメゾウムシ。3mmほど。『昆虫記』でファーブルを恐怖せしめた貯穀害虫である。
 昨年買ってきた貝殻豆が発生源だった。某養護施設のイベントで購入したもの。非遺伝子組み換え・低農薬なのがよーく分かった。
インゲンマメゾウムシ
 数日前に一斉に羽化して,朝日のあたる窓に殺到したものの残党だろう。
インゲンマメゾウムシ


 撮影後,庭へ放り出す。駆除するのはわたしの役目ではない。