チャオビコバネナミシャク。シロテンエダシャク。カギモンヤガ。カシワキリガ。アトジロエダシャク。ニッコウエダシャク。トビモンオオエダシャク。

 昨夜。出撃すると樽前は全くの本降り。1キロもあれば天気は変わってしまう。車から下りることなくリターン。


 明けて「こどもの日」という祝日。鯉のぼりなんてどこにもない。30年前すでに所ジョージ

馬場より弱い 豊登
そこから先は 歌えない

とラジオの深夜放送で弾き語っていた。こういう古いネタは当ブログの仕様である。


 20時少し前出撃。今年はどこまでも薄ら寒い。ヤナギはなんとかなっているが、サクラは固い芽のまま。


<温泉看板>
 蛾影が薄い。車は沢山とまっている。

 おそらくチャオビコバネナミシャク
チャオビコバネナミシャク Trichopteryx terranea
 15mm。

 ・ハネナガカバナミシャク(13mm)。


<キャンプ場ゲート>
 光量の一回り大き路灯が照らしている小屋に、管理人がいるかと思っていたが無人である。インターホンがある。監視カメラもどこかにあるのだろう。自重した行動が求められる。

シロテンエダシャク Cleora leucophaea
 シロテンエダシャク。24mm。
 そういえば、

(2006.5.14)
のような個体をわたしは「スレもの」だと思っていたが、今回の『標準図鑑』を見ると、もともとそういう模様であって,要するに個体変異だという。


<覚生川通り>
 ・カバキリガ*(逃走・21mm・17mm)。最後のものはやや怪しい。

 カギモンヤガ。18mm。
カギモンヤガ Cerastis pallescens
 とりあえずカギモンヤガは測定しておく。サイズにかなりばらつきがある印象。
 電柱高所にもう1頭。

カシワキリガ Orthosia gothica1
 カシワキリガ。16mm。
 この夜、他に2頭。


カシワキリガ Orthosia gothica2
 温泉駐車場の個体。18mm。


カシワキリガ Orthosia gothica3
カシワキリガ Orthosia gothica4
 同じく。19mm。眼に毛が生えていて,花粉のようなモノが付いている。
 それぞれ模様が多少違っているのがポイント(何の?)。


<温泉駐車場>

 アトジロエダシャク。21mm。
アトジロエダシャク Pachyligia dolosa
 そこそこのサイズがあって、体にも厚みがあるので撮りやすい蛾。
 脚の毛もすごい。

 大き目の白い蛾が車の通る危険な場所でばたついている。
ニッコウエダシャク Lassaba nikkonis
 ニッコウエダシャク。測定せず。
 なんとか自力で飛び上がって木々の間へ消えていった。


<錦大沼公園駐車場>
 ・ウスバキエダシャク(18mm)。露出失敗。

トビモンオオエダシャク Biston robustus
 トビモンオオエダシャク。26mm。


 体調悪い。明日仕事。