ミクロ蛾の類。コナガ。ナカモンキナミシャク。ヒゲマダラエダシャク。ネグロケンモン。

 疲れていたり,おっくうだったりでなかなか出撃できない。どうせ夜回りしてもウススバキエダやナカモンキナミやシタコバネばかりだろうと思う。こいつらは下手をすると夢に出てくる。胡蝶の夢ならまだ哲学的だが,こちらは白っぽい奴が壁や地面にへばりついているだけであって,およそユウウツな光景である。


 気温は10℃。出る前から嫌になってますよ。やめればいいのにねえ。


<温泉看板>
 ・いきなり,ウスバキエダシャク*3。19・15・17mm。

 そして,同定不能なミクロ蛾。9mm。
ミクロ蛾の類
 こういうとまり方を好んでするのはスガ系統だと思うのだが,確証なし。

 ・アトジロエダシャク*2(×・18mm)。
 ・カバナミシャクの類(13mm)。
 ・マダラコバネナミシャク(17mm)。


<馬場駐車場>

 あああやっぱり今度はナカモンキナミシャク。17mm。
ナカモンキナミシャク. Idiotephria evanescens
 特に好きな蛾という訳ではないし,どんな蛾だって好きですよって言えるほど嘘つきでもない。普通。でもまあ春の時季モノだから。

 これは大物。嫌々でも撮りに出た甲斐があったかも。
ヒゲマダラエダシャク Cryptochorina amphidasyaria
 好ポジションのヒゲマダラエダシャク。29mm。
 要するに,火事場から拾ってきたような蛾である。
 寄ってみようか。
ヒゲマダラエダシャク Cryptochorina amphidasyaria
 【今日の教訓】むさくるしい。

 またミクロ。7mm。さっきのとは少し違うみたいだ。
ミクロ蛾の類
 どうやら翅を広げればそれなりの模様はあるらしい。

 ・カギモンヤガ(18mm)。
 ・フトフタオビエダシャク(19mm)。


<温泉駐車場>
 ウスバキとかナカモンキとかいろいろスルーしたような気がしますが,覚えていません。 ・カバキリガ(18mm)。

 ネグロケンモンがこのところよく落ちている。
ネグロケンモン Colocasia jezoensis
 16mm。この夜もう1頭(15mm)


 ああ。