ルリモンシャチホコ。アオジョウカイ。シロスジシャチホコ。アカハラゴマダラヒトリ。ゴミムシの類。エクトロピスの類。キヨトウの類。ハネモンリンガ。ウチキシャチホコ。トビマダラシャチホコ。ウスアオエダシャク。チビトビスジエダシャク。シロモンキエダシャク。モンシロツマキリエダシャク。タテスジシャチホコ。
そろそろ悪い季節なのだろうか。エネルギー切れを起こしかけている。6月後半と2月前半は谷が来る時期。ここで谷が深くなると数ヶ月はダメになる。仕事に穴を空けるほどに何もできなくなる。
夕方頃,コンビニの窓にキドクガとギンモンシャチホコ。前者は店内で手を出せず。後者は玄関の所。確保して隣の空き地に放す。
さて無気力な出撃。疲れていてサボりたい気持ち。でも,どうせいつまでも疲れている。ちょっと休めば回復するというものではなく,減速しながらごまかしていくしかない。20時過ぎ。どうやら早すぎるようだ。夏至が近い。日没は19時ちょっと。でも夜遅いのはつらい。22時前には終わりたい。
気温は13℃。寒くも暑くもない。
錦大沼公園駐車場
やっぱり時間が早い。蛾影なし。
・ユミモンシャチホコ(23mm)。
他は全然。
アルテン温泉看板
トビケラや微細な双翅が多い。
シャチホコ3種。
ルリモンシャチホコ。23mm。本家の無印シャチホコ以上にシャチホコっぽいとわたしには思われるのだけれども,どうだろうか。
シロスジシャチホコ。22mm。『大図鑑』での“davidi”種とは別種ということになって,『標準図鑑』では“shigerosugii”に変更になっている。どちらにしても人名由来。
タテスジシャチホコ。測定漏れ。シンプルで美しいデザインの蛾。だからシャチホコは面白い。
甲虫がやたらに歩き回ったり飛んだりしている,
アオジョウカイである。どうやら3頭いるらしい。
どれがどれやらわからなくなった。同じ個体かもしれない。
測定漏れ。触角が櫛歯なので♂だろうと思う。
なぜ測定できなかったかというと,カメラを寄りすぎて落ちたのである。
はいはい,アカハラアカハラ。アカデミックハラスメントゴマダラヒトリという名前だったら面白いのだが,何のことやらよくわからない。
・大小のトビケラ類。うるさい双翅たち。
・フタホシシロエダシャク*2。うち1頭,13mm。
馬場駐車場
蛾影薄い。
残念なのが続く。
20mm。これはおそらく翅が雨にやられている。強引な同定は危険なので,「エクトロピスの類」にとどめる。フトフタオビのように思うのだけど。
・ハネナガブドウスズメ(45mm)。温泉駐車場にも*2(44mm・×)。ことごとく移動。大人しく手に乗らない。
覚生川通りゲート付近
・アカハラゴマダラヒトリがぼちぼちと落ちていて,十分に注意しないと踏む。
いや,シャクガには違いないのだけどさ。
足下に気をつけながら,反対側に回り込む。
うーーーーん。見たことあるような気もするのだけど,スレ過ぎ。
温泉駐車場
ここからは落ち蛾専。
まずシャチホコ2種。
現場ではハンノトビスジエダだと思っていたが,どうも感じが違う。
チビトビスジエダシャクであるようだ。13mm。
『標準図鑑』では「より小型で翅は丸みを帯び,前翅では外横線が前縁からM2脈にかけて大きく外側に湾曲し」(p.168)云々。
この夜もう1頭。逃げ回るので測定できず。