オカモノアラガイ。ムカデの類。ヒトリガの類。シャンハイオエダシャク。オトシブミの類。マメドクガ。モンシロツマキリエダシャク。シャクガの類。
遠足の引率。よく分からないが,高校生は遠足をするのである。職場から錦大沼公園まで。熊に襲われることはまずないだろうから,想定外のことが起こりさえしなければ,要するにわたしはただ居るだけである。
カメラを首からさげる。生徒を撮る気はなく,虫を撮る。
オカモノアラガイの類。
この個体は殻のサイズが13mm。葉っぱの上に見つかるカタツムリは4:1でオカモノが多い。
・カニグモの類。ヤミイロ?
・コモリグモの類はまだどれも卵ノウを付けている。
・双翅2種。ハエである。
こちらはガガンボ。
ガガンボの異様に長い脚は,何か適応に有利に働いているとはとても思われない。この画像にしても,どこが引っかかってぶら下がっているのか分からないくらい謎である。
・芝生におびただしいヌカカの類。
・革翅目。キバネハネカクシハサミムシ(11mm)。
次は甲虫。
・ニレハムシ(8mm),左上翅破損。。
・ケマダラカミキリ(13mm)。
・ジョウカイボン沢山,1頭は16mm。アオジョウカイ(21mm)。
・ヒラタシデムシ。
オトシブミの類の……なんて呼べばいいのだろう。
揺りかご? でも落ちてるし。表現がウエットだし。カナリアが歌っちゃうよ。「巣」なのかな。トックリバチは「巣」だから,それでいいことにしよう。
・シーズンを逃したと思っていたが,まだカワトンボが沢山いた。
・トゲカメムシの幼虫(10mm)。エゾアオカメムシの成虫(16mm)。
さて鱗翅。
・カラスアゲハがすごい勢いで飛んでいるが,どこにもとまらない。撮れない。
・花にコチャバネセセリ。糞にサトキマダラヒカゲ。
蛾は基本的には遠くの方か,葉っぱの裏にいる。
シャンハイオエダシャク。
・チャオビヨトウ。5年振りである。
イモケム3種。
カクモンヒトリあたりのヒトリガの類の幼虫。食事を邪魔されて怒っている。
無意味な擬態に熱中しているシャクガの幼虫。この色なら,ただ葉っぱの上にいるだけでカタツムリの糞ぐらいに十分に見えると思う。
・芝生を歩くと一足ごとに沢山のシロアヤヒメノメイガが飛び出す。
・経験不足なので,モンギンスジかコモンギンスジか分からないヒメハマキ。
昼の光の下では露出が分からない。これは慣れそうもない。機会を増やすことができない。