ギンボシアカガネキリガ。オオキノコムシ。シロヒシモンコヤガ。オビカクバネヒゲナカキバガ。ヨモギエダシャク。ジョウカイボン。

 代休2日目。吉野家に車を飛ばしてブランチ。セット割引は牛丼のみという貼り紙。この措置によって店にどういうメリットがもたらされるのだろうか。それが気になって味も何も分からなかった。今も分からない。


 昼下がりに1回,通り雨。20時半出撃。天気は何とかなった。気温は23℃。暖かい夜。

アルテン温泉看板

 連日なので大きい蛾はスルーするつもり。

 見たことあるキバガ。なんだか沢山灯火に来ている。
ギンボシアカガネキバガ Argolamprotes micella
 ギンボシアカガネキバガ。5mm。キバガ科。
 記事08-03-15では「(種小名の)micellaがよく分からない」とか書いているが,今だったら分かるのであって,mico(輝く)に縮小辞のついたもの。「小さく輝く」である。
 わたしの腕では5mmが限界。ファインダーをのぞいていて目がかすむ。手が震える。

 昨日のシロヒシモンコヤガのもっとスレていない個体。
シロヒシモンコヤガ Micardia argentata
 16mm。フタホシコヤガのように紅が入る。

 こういうのはヒゲナガキバガ。中途半端に尻を持ち上げているのが基本姿勢である。初見だが同定できる見込みで撮り。
オビカクバネヒゲナガキバガ Deltoplastis apostatis
 オビカクバネヒゲナガキバガ。6mm。この夜都合3頭。小型キバガの出る日らしい。

 甲虫が落ちてきた。例の奴とは違っている。これも初見。大きいから調べれば何とかなるでしょう。
オオキノコムシ Encaustes praenobilis
 オオキノコムシ

  • ウスベニアヤトガリバ(16mm)。
  • ウスハイイロケンモン(15mm)。
  • 小型のハマキガ,後回し(11mm)→カラマツイトヒキハマキ
  • シタクモエダシャク(15mm)。シタキエダシャク*2,撮らず。
  • ホソバナミシャク(14mm),この夜数頭。
  • ナシイラガ(14mm),この夜もう1頭。

馬場駐車場

  • おそらくハンノトビスジエダシャク(16mm)。おそらくホソバミスジエダシャク(24mm),この夜もう1頭(24mm)。ウスイロオオエダシャク(29mm)の典型個体。
  • アカアシアオシャク(14mm),この夜もう1頭。カギシロスジアオシャク(×)。
  • クロミャクホソバ(17mm),この夜もう1頭。ハガタベニコケガ(13mm)。
  • スジエグリシャチホコ(17mm)。モンキシロシャチホコ(17mm)。トビマダラシャチホコ(26mm)。
  • エゾシモフリスズメ(57mm)。クルマスズメとかハネナガブドウスズメとかスルー。
  • マエグロツヅリガ(19mm)。
  • シロモンコヤガ(12mm)。
  • モンシロヒラタマルハキバガ(10mm)。

 何となく雰囲気の違うエダシャク。
ヨモギエダシャク Ascotis selenaria
 どうやらヨモギエダシャク。20mm。
 全くの普通種なのだけれども,今まで縁がなかったもの。

  • オニグモの脱皮後

温泉看板(2回目)

 小型蛾を狙っているので,錦大沼公園に回る予定はなし。

  • おそらくサイズ的にコヨツメノメイガ(11mm)。
  • キスジホソマダラ(×)。
  • 昨夜のヒゲナガガの♂
  • カラフトウスアオシャク(13mm)。
  • ヨツメエダシャク(×),この夜都合3頭。

 おまけ。
ジョウカイボン Athemus suturellus
 アワフキムシの尻に食いついたジョウカイボン。他にヨコバイや蚊や,もっと捕らえやすい獲物が沢山いたのだが。