マユミオオクチブサガ。ホソバアツバ。ウストビスジナミシャク。ホソガの類。フトフタオビエダシャク。チャオビコバネナミシャク。クロオビシロナミシャク。ハマキガの類。

 疲れた体をおして虫撮りに。安定剤の量が増えている。


 錦大沼はパス。アルテンだけ。ちょっとだけ。

アルテン温泉看板

 大きいものから目に入る。

 ああ,変な奴だ。でも見覚えがある。
マユミオオクチブサガ Ypsolopha longus
 前翅長13mm。サイズがこれだけあればマユミオオクチブサガ
 クチブサガっていうのは馴染みのない種類だなあ。学名は Ypsolopha longus 。属名は「高い峰」。翅頂あたりがバナナみたいに反っくりかえっていることかららしい。種小名は要するに英語なら「long」。
 それにしてもうつろな目。魚とも違う。イカやタコがこんな感じでは。

 足下にホソバアツバが落ちている。15mm。
ホソバアツバ Hypena whitelyi
 どんな蛾だか全然分からないと思う。検索で来た人はごめんなさい。
ホソバアツバ Hypena whitelyi
 ますます何だか分かりません。
 この蛾について正しく知りたい人は,バルキングさんの「昆虫パラダイス!!」の「2011-5-31 記事」を参照のこと。

 標識のうらー。
ウストビスジエダシャク Ectropis aigneri
 20mm。ウストビスジナミシャク,なんだろうなあと思う。感動もあまりない。もう初心はとっくに失われいる。

 目が慣れてくると細かい連中が見えてくる。
ホソガの類 Gracillariidae
ホソガの類 Gracillariidae
 4mm。どうしたって同定不能ホソガの類である。眼視では蛾というよりも蚊に見える。
 もう1種。
ホソガの類 Gracillariidae
ホソガの類 Gracillariidae
 こっちはもっと個性がない。これも4mm。
 小さい蛾は撮って面白いのだが同定できないのがキズ。

 ・11mmのシャクガ。ウスベニスジナミシャクにしか見えないのだけど,小さすぎるようにも思う。

温泉駐車場

 ・カシワキリガ(16mm)。嫌々手に乗ってくる。移動。

フトフタオビエダシャク Ectropis crepuscularia
 フトフタオビエダシャクでファイナルアンサーだろうなあ。21mm。

 これはチャオビコバネナミシャク
チャオビコバネナミシャク Trichopteryx terranea
 12mm。

 上に続いて,これもコバネナミシャク属(Trichopteryx)。でも変わり種。
クロオビシロナミシャク Trichopteryx ustata
 クロオビシロナミシャク。15mm。他のコバネナミシャクとは全然雰囲気が違う。

コンビニ

ハマキガの類
 (できそこないの)ダルメシアン模様のハマキガ。何かの個体変異だろう。9mm。同定はしないよ(=できない)。