シロホシエダシャク。ウスイロアカフヤガ?。マエアカスカシメイガ。ナカキエダシャク。オオアオシャチホコ。エゾカタビロオサムシ。ウスオビシロエダシャク。オオバコヤガ。キリバネホソナミシャク。シナトビスジエダシャク。ハンノトビスジエダシャク。

 昼頃から出はじめたガスが,夜にはその濃さを増した。
 20時半過ぎ出撃。灯りを透かすと無数の細い水の粒が見える。これ以上ならカメラがはっきり濡れる。

大沼公園駐車場

 パス。

アルテン温泉看板

 はじめに目についた大きめの蛾。これは見間違えない。
シロホシエダシャク Arichanna albomacularia
 シロホシエダシャク。25mm。
 苔色に少し汚れた黄色味が乗って独特の色合い。
シロホシエダシャク Arichanna albomacularia
 『標準図鑑』に「♂触角は繊毛状」とあるので,これは♀。

ウスイロアカフヤガ Diarsia ruficauda ?
 19mm。これはわたしには難しい。さんざん図鑑やネットで見比べて,発生時期も考えて,ウスイロアカフヤガ(?)。でもサイズが少し大きく思える。
 Diarsia.sp. とでもしておけば穏当なのだろうけど。

 マエアカスカシメイガ。16mm。
マエアカスカシノメイガ Palpita nigropunctalis
 春から秋までいつでも見かけるし,数も出るし,ピントは甘いしで,心の中に「ありがたさ」なんて全然湧いてこないのだが,一部では「最強の蛾」とよばれており,虚心坦懐に見れば優美な蛾である。

 ナカキエダシャク。15mm。
ナカキエダシャク Plagodis dolabraria
 種小名の“dolabraria”は「手斧状の」。

 ・アカハラゴマダラヒトリ*3。
 ・セブトエダシャク(25mm)。駐車場に*3。

馬場駐車場

 灰色の棒杭にほとんど同化した蛾。撮ろうとしてファインダーをのぞいた瞬間に落下。光を当てると蛍光のように緑が輝いた。
オオアオシャチホコ Syntypistis cyanea
 オオアオシャチホコ。19mm。
 初見ではないが,3年前に見た個体は緑が褪せていた。

 エゾカタビロオサムシがじっとしている。
エゾカタビロオサムシ Campalita chinense
 28mm。学名は直訳すれば「チュウゴクマガリムシ」。

 ・シタコバネナミシャク(12mm)。
 ・サイズ的にはヒメサザナミスズメ(25mm)。

アルテン温泉駐車場

 白い蛾。
ウスオビシロエダシャク Lomographa nivea
 15mm。ウスオビシロエダシャク。もう少し黄色がかっていれば別のことを考えるが,これは白い。
ウスオビシロエダシャク Lomographa nivea
 念のため顔も撮っておく。『大図鑑』に「顔面は背方の狭い橙色部を除き白色」とある通り。

オオバコヤガ Diarsia canescens
 これはやっぱりオオバコヤガだろうなあ。20mm。

キリバネホソナミシャク Brabira artemidora
 キリバネホソナミシャク。16mm。ホソバナミシャクに比べて時期が短い印象。

 ・セブトエダシャク*4。測定せず。
 ・モンシロツマキリエダシャク*3(21mm)。
 ・ルリモンエダシャク♂(20mm)。

 一目エクトロピス(フトフタオビとか)とは違う。丁寧めに撮影。でも結果はほとんど変わらない。
シナトビスジエダシャク Paradarisa consonaria
 シナトビスジエダシャク。18mm。触角がまだら模様。

 あと,いろいろテキトー。

コンビニ

 ハンノトビスジエダシャク。14mm。
ハンノトビスジエダシャク Aethalura ignobilis

 コンビニで何を買ったかは忘れた。


 数日前に,Lightroom*1と外付けHDD(2T)購入。マニュアルやヘルプをあらかじめ読まない人なので,大体でいじっている。画像を外HDDの方で管理したいのだが,どこに読み込まれているものかすら分からない。
 慣れるまで時間がかかりそう。のみならず各RAW画像のファイルサイズがあきれるほど巨大なので,そのままではじきにハードが一杯になるのが見に見えている。まずはノギス画像をトリミングして軽量jpgに置き換える作業からやっている。たいそう( ゚Д゚)マンドクセーである。 

*1:すでに4が出ているがXPに対応してないらしい。