ミスジコナフエダシャク。オレクギエダシャクの類。アオナミシャク。ヒとウ。リンゴツノエダシャク。アカヒゲドクガ。ハンノケンモン。ツメクサキシタバ。

 今は7月13日で,当日のことは完全に忘れ果てていて画像だけが残っている。学校祭準備追い込みでへたっていたことだけは確か。
 火曜日だったから,きっとアルテンは混んではいなかったはず。

アルテン温泉看板

 テンスジ等のツトガ類が圧倒的。みんなスルーです。
 例のスジコガネがまだ出てきていない。出てくればのんびり蛾撮りなんてやっていられなくなる。

 白い中型蛾には事欠かない。

 24日はヒメシャクだったりしたのだが,今回こそ。
ミスジコナフエダシャク Cabera exanthemata
 ミスジコナフエダシャク。18mm。横線が心許ないあたりがいかにもミスジコナフ。
ミスジコナフエダシャク Cabera exanthemata
 顔だって立派に黒いのだが,どの図鑑を見ても「顔面色」の記載がない。

 難解蛾。17mm。
オレクギエダシャクの類  Protoboarmia
 オレクギエダシャクか,ニセオレクギエダシャクではないかと思う。
 全然違うかもしれない@無責任。

アオナミシャク Leptostegna tenerata
 アオナミシャク。13mm。
 つくづく「ナミシャク」なのがもったいない。「アオシャク」になればいいのに。

 看板の上の方に,ヒナシャチホコ
ヒナシャチホコ Micromelalopha troglodyta
 変な体勢で撮っているので,変なアングル。ヒナシャチって分かればそれでいいと考えているらしい。ましてや測定できない。

 看板の裏に回ると大ネタ。
アオセダカシャチホコ Rabtala splendida
 アオセダカシャチホコ。30mm。
 純正のセダカとは扱いが違う。発生数も色合いも差があるのを否めない。純正組はもちろんスルーなのである。

リンゴドクガ Calliteara pseudabietis
 リンゴドクガ。♂。23mm。
 改めて見るといい蛾だねえ。この夜♂もう1頭(×)。

 ・フタホシコヤガ(×)。
 ・キスジハイイロナミシャク(13mm)。今年は多いのかな? この夜もう1頭(11mm)。

馬場駐車場

 初夏の定番。子守しているコモリグモである。
コモリグモの類
 卵嚢が妙に大きく,下垂しているところを見ると,孵化間近だろうか。

 小振りのヨトウガ。
ホソバネグロヨトウ Chytonix subalbonotata
 ホソバネグロヨトウ。17mm。外横線がギザなのでこれは間違いない。
 『標準図鑑』では新設「ナカジロシタバ亜科」に編入。いや,ナカジロシタバって言われても知らないのですけど…。「みんな蛾」で http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Catocalinae/Aedia_leucomelas.html を見てもこんな奴はどっちみち同定できません。

リンゴツノエダシャク Phthonosema tendinosarium
 リンゴツノエダシャク。26mm。大型蛾である。
リンゴツノエダシャク Phthonosema tendinosarium
 こいつもコスト削減仕様のウサ耳。先端部分がウサ耳部分とは異なる機能を持っていたりすると面白いのだが。誰か研究しないかな。わたしは非アカデミズムなのでペケです。
 この夜もう1頭(24mm)。

 ・ルリモンエダシャク(17mm)。
 ・キマエホソバ(×)。この夜もう1頭(20mm)。
 ・おそらくフトフタオビエダシャク(17mm)。
 ・ハネモンリンガ(16mm)。
 ・おそらくウスバミスジエダシャク(×)。この夜他に2頭(20mm,23mm)。
 ・ホシオビホソノメイガ? 16mm。これは後日貼ります。(´ー`)/~~。

温泉駐車場

 アカヒゲドクガ。35mm。
アカヒゲドクガ Calliteara lunulata
 久しぶり。

 ハンノケンモン
ハンノケンモン Jocheaera alni
 ノギスを近づけたら,逃げました。

 ・ウチキシャチホコ(×)。
 ・フタホシシロエダシャク(12mm)。
 ・ゴマケンモン(16mm)。だから糖蜜に来なくてもいいからね。
 ・ソトウスグロアツバ(13mm)。
 ・シロオビヒメエダシャク(14mm)。

コンビニ

ツメクサキシタバ Euclidia dentata
 ツメクサキシタバ
 実は美麗種。