7月14日前半戦。フタオビキヨトウ。シロモンアツバ。ホソバシャチホコ。ツマキシロナミシャク。ウスイロギンモンシャチホコ。チビツトガ。エゾエグリシャチホコ。フタスジエグリアツバ。マエモンキエダシャク(?)。フトフタオビエダシャク。

 今夜も温泉看板のみの探索。すっかり怠けているのだが,主観的には限界ぎりぎりの出撃。

アルテン温泉看板

 案の定,カメムシ連中は雲散霧消している。

フタオビキヨトウ Mythimna turca
 腎状紋の形からフタオビキヨトウ。24mm。
 のそっと大きくて華のない蛾で,見つけると失望したりするのだが,実際にはシーズンはあまり長くない。

シロモンアツバ Paracolax albinotata
 シロモンアツバ。14mm。
 掛け値なしの普通種なのだが,色がいいので得をしていると思う。この夜もう1頭(15mm)。

 3年振り。本来は珍しい蛾ではない。
ホソバシャチホコ Fentonia ocypete
 ホソバシャチホコ。23mm。

ツマキシロナミシャク Gandaritis whitelyi
 ツマキシロナミシャク。19mm。
 今年は札幌界隈で顕著に多いらしい。(panaさんの「四季彩彩。」7月9日記事,およびposaさんの「鱗翅目同好会じょじょ」7月14日投稿を参照)。アルテンでもこの夜5頭以上確認。例年はもっと少ない。

 一応撮っておく。
チビツトガ Microchilo inouei
 チビツトガ。8mm。
 テンスジがやや減少しているが,まだ他のツトガには切り替わっていない。

 これもいまさらなのだけどねえ。
ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi
 ウスイロギンモンシャチホコ。19mm。
 シャチホコってあまり魅力的な被写体じゃないよ。反論はいくらでも受け付けます。
 もう1種。
エゾエグリシャチホコ Ptilodon jezoensis
 エゾエグリシャチホコ。20mm。
 この夜,他に2頭(22mm,25mm)。

 初見蛾。とはいってもネットで見た記憶が残っている。。
フタスジエグリアツバ Gonepatica opalina
 フタスジエグリアツバ。測定漏れ。
 触角がノメイガとは違うので難しくない。

 さて。
マエモンキエダシャク Heterarmia costipunctaria
 おそらくマエモンキエダシャク。18mm。


 それなりに分かる方のエダシャク。
フトフタオビエダシャク Ectropis crepuscularia
 フトフタオビエダシャク。21mm。

 ・ウススジオオシロヒメシャク(17mm)。
 ・ゴマダラベニコケガ(×)*2。
 ・ナシイラガ(16mm)。
 ・シロモンキエダシャク(16mm)。
(つづく)