7月14日後半戦。ハマキガの類。ゴマダラベニコケガ。エゾシモフリスズメ。ミスジシロエダシャク。キシタエダシャク。クロミャクホソバ。フタオビキヨトウの類。ハンノトビスジエダシャク。コフタオビエダシャク。キハラゴマダラヒトリ(?)。マエモンキエダシャク(?)。ウスグロアツバ。コスジシロエダシャク。

 どうせ「裾野」だからね。できることと言えば,ブログに狂ったように画像を貼りまくるか,HPに専門家の手を出さないような分野の知識の整理を行うか。
 両方は無理だね。残り時間がない。体力を考えると後者が本命だろうかなあ。
 

 つづき。

アルテン温泉看板

 まずハマキガを片付けちゃおう。
ハマキガの類
 10mm。カラマツ(イトヒキ)界隈と思うが確信なし。


ハマキガの類
 上と同種の可能性大。8mm。


ハマキガの類
 12mm。これも微妙に斑紋を変えながら沢山いる。


ハマキガの類
 10mm。斑紋違いに見える。


 ハマキガって写真映りがいいので,種名が分かればもっと楽しいのだけどねえ。来たる『標準図鑑』ミクロ編でどこまでカバーできるか。


 さらに5mmほどなのがちらほらちらほらちら。次回はそちらを狙います。
 同定? できるわけないじゃん。

 やたら派手な蛾。
ゴマダラベニコケガ Barsine pulchra
 ゴマダラベニコケガ。15mm。
 毒々しいと感じる人もいるのだろうか。落ち着いてよく見れば,結構工夫したデザインだと思うのだけど。

 ・分からないスレ薄茶色ノメイガ(15mm)。

馬場駐車場

 重い足を引きずりながら。

 今年はスズメガが少ないんじゃないかな。
エゾシモフリスズメ Meganoton analis
 エゾシモフリスズメ。54mm。


 当ブログは管理人が心の病で他者への想像力や配慮などが欠落しているため,対象の蛾についてすでにお馴染みの人以外には何のことやら分からない画像に充ち満ちています。 検索でやってきて,顔のアップだけ見せられても困るよね。

 バックが緑の草だったら素晴らしいのだけど。白ペンキの物置の壁なんでコントラストが出ない。
ミスジシロエダシャク Taeniophila unio
 ミスジシロエダシャク。24mm。
 白系では出色の蛾だと思う。もっと語られて,知られていいはずの蛾。(オマエがやれって? そのうちHPでやるよ ヽ(`Д´)ノ。「よもやま」の所の仕様を変えたくてさあ。それに記事書き過ぎだよね。あれじゃあ時間が幾らあっても足りない)。

キシタエダシャク Arichanna melanaria
 キシタエダシャク
 北海道の蛾は概して黒紋が発達不良でとにかく白っぽいのだが,こいつは元気に黒列している。見分けやすい。好みは別。

 「みんな蛾」に生態写真を投稿して採用された蛾。
 ちなみに「みんな蛾」で撮影地「苫小牧市樽前」はわたしの投稿ものです。
クロミャクホソバ Pelosia ramosula
 クロミャクホソバ。13mm。
 この夜もう1頭(14mm)。

 大丈夫だと思うのだけどなあ。
ハンノトビスジエダシャク Aethalura ignobilis
 おそらくハンノトビスジエダシャク。13mm。

 さて再びフタオビキヨトウグループと対面。
フタオビキヨトウ Mythimna turca
 25mm。おそらくフタオビキヨトウ


 こっちはダメ。確信を持てず。
フタオビキヨトウの類
 24mm。だから嫌いなのである。

 これは小振りのいいシャチホコ
コフタオビシャチホコ Gluphisia crenata
 コフタオビシャチホコ。14mm。
 この蛾はサイズを間違えたまま「みんな蛾」に問い合わせて,各方面に迷惑をかけた記憶がある。

 死んでいるのだけど。ちょっとヤバイ。
キハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipedum (?)
 これ,キハラゴマダラヒトリかもしれない。17mm。
 キハラなら初見である。苫小牧には経験的にアカハラしかいないと考えていたので,キハラだとするとわたしには事件である。

 ・完品のハンノケンモン(19mm)。割愛。

温泉看板に戻って

 とにかくここら辺の地味シャクは難しい。
マエモンキエダシャク(?)
 マエモンキエダシャクに思えるのだけど,この個体の前翅長は20mm。『標準図鑑』のそれは15mmほどで,合わなさすぎる。保留。

 紋がないのだけど,横線がくっきりしているので。
コスジシロエダシャク Cabera purus
 コスジシロエダシャク。14mm。

 最後は思いっきり普通のアツバ。
ウスグロアツバ Zanclognatha fumosa
 ウスグロアツバ。15mm。


 コガネムシの気配が忍び寄りつつある。灯火撮影班にとっての最強の敵の1つである。