自宅の庭探訪。ヒメウラナミジャノメ。ハエの類。モンキアワフキ。ホソアワフキ。ヒメハマキの類。シロフコヤガ。
15日は仕事。帰宅後はヘタって虫撮りパス。連休最終日の16日は昼頃に霧雨。もう今日は夜虫はダメだと早めに決めてしまった。
一瞬雨が薄くなったのでカメラを持って外に出てみる。昼の庭の虫をチェックしておきたかったのである。
自宅@借家の庭はいくら狭いといっても猫の額の数百倍は優にあって,クモの巣だらけの小荒れ地になっている。
来る蝶は90%以上の確率でヒメウラナミジャノメである。常時数頭飛んでいる。
学名は Ypthima argus 。蝶についてなら,平嶋『蝶の学名』を調べれば大抵なんとかなる。でも参考にとどめて自分で調べ直す。
属名「いぷてぃーま」はギリシア語の“hyphîmos”から。この語は男については「強い」で,女性については「美人な」の意。この蝶は女性名詞になっているから女性扱い。「美人さん」である。
種小名「あるぐす」は,ギリシア神話の目だらけの巨人“Arugos”のこと(参照,アルゴス - Wikipedia)。
日頃灯火頼りで虫探しそのものはヘタ。ハエしか見つからない。
寄生バエだろうなあ。
別個体。同種かどうかさえ分からない。
ヤナギの樹が隣家を侵犯していてマズイのだが,とにかくそこの所の壁。
ヒラタアブの類の蛹の抜け殻。
ということは,この樹はアブラムシだらけで隣家の家庭菜園や花壇に多大な影響を与えているに違いない。まずい。
アワフキムシなら沢山いる。
モンキアワフキ Aphrophora majorとホソアワフキ Aphrophora intermedia。
ついでだから学名してしまおう。
属名は「泡を持つもの」。種小名は「大きい」と「間に入れられた」。後者は模様からかもしれない。
蛾2題。
ヒメハマキだよね。同定しません(=できません)。危なさ過ぎ。
あらためて。昼撮りと夜撮りでは全然違う。同じ設定で撮った時の画質のレベルで違うように感じられる。フラッシュと自然光とはかくも違うものなのか。嫌んなるなあ。