ハエの類。ウスバキエダシャク。

※5月11日うp。


 久しぶりの好天。夜の8時過ぎでもまだ日中の暖かさが少し残っている。
 こんな日はさぞかし蛾が出ているだろうと思うと全くハズレなのである。


 電気カンテラの樹幹探しはスカ。
 公園炊事場へ。ここはショボいのだが安定している。

 電柱の根元でどうひいき目に見ても素性の悪いハエが交尾している。同定なんてできないよ。科のレベルで分からない。
双翅の類
 この汗牛充棟な眼は♂だな。じゃあ,♀のご尊顔も。
双翅の類2
 はい,教科書どおり。右の♀は眼がやや小さめで離れている。

 小屋の壁。ここは安定して何かかにかはいる。
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 眼視ではいやに白っぽかったが,ウスバキエダシャク。18mm。
 寄っておく。
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 櫛ひげ触角は♂。

 しかし正直申し上げてしけてるなあ。もっとバーンといかないものかねえ。


 路灯は虫対策ができているものかと思っていたが,そうでもなさそうだ。
キリガ類
 右上からカゲロウの類,それで…うーん,左と下は翅型がキリガじゃないのかあ。
 キリガがいるならいるで,どうして糖蜜に来ない。どうして下に降りてこない。わたしはいい加減腹を立てているのである。