ウスバキエダシャク。ヒラタマルハキバガの類。ホソバキリガ。

 銭湯の定休日。20時まで待って出撃する。予報では夜から雨である。今のところは車の
ウィンドウにわずかに水滴が付く程度で無問題。風だって久しぶりに弱い。


 真っすぐ公園へ。灯火の周り,高いところに小さな蛾が3頭舞っている。眺めていても降
りてくる気配はない。


 ・昨夜とおそらく同じ素姓の悪いハエが1頭。スルー。せめて,♂♀の確認くらいはして
おくべきだった。失敗。

 支柱に,ウスバキエダシャク。脚立投入には及ばないだろう。測定せず。
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 やっぱり白っぽい。

 樹幹をミクロが走る。どんどん登っていく。あわててシャッターを切る。
ヒラタマルハキバガの類 Depressariidae
 手ぶれ。ヒラタマルハキバガの類。同定は普通にダメ。キタグニマルハキバガが一番似て
いるように思うが,もちろん,Depressariidae を自由自在に同定できるところまで時代は
達していない。

 やっと〜,初キリガ。でもジミジミ。紋が鮮明でない。分かりにくい個体。
ホソバキリガ Anorthoa angustipennis
 17mm。大きさは頃合い。ホソバキリガだろう。
 苫小牧では灯火春キリガは,<ホソバ>→<カバ沢山+スモモ若干>→<カシワ・キンイ
ロがぼちぼち>→<クロミミ?>の順で旬を迎える。さてねえ,この遠軽の地はどうなるか。

 ・いつものトビケラ


 ここは年間通じての蛾撮りのポイント足りうるのだろうか。不安はどんどん大きくなる。