ハネナガカバナミシャク。ワラジムシ。

※5月18日うp。


 大型連休はことごとく悪天でひたすら蟄居。
 昨日(5/8)になって,やっとのことで雨模様の日々が終わって,勇んで出撃したのだが病的に寒い。
 後で気温を調べると1.5℃だった。そりゃあ寒いわな。何とかならないのかこの土地は。サクラは来月なのかい。


 今夜は20時の気温で3℃。昨夜より2倍暖かい。でも公園に蛾は飛んでいない。

 樹の根元にゴミシャク発見。
ハネナガカバナミシャク Eupithecia takao
 12mm。心持ち大きめのカバナミ。翅の色が明るい茶色で,これはハネナガカバナミシャク。カバナミシャクの中では比較的区別しやすい種である。
ハネナガカバナミシャク Eupithecia takao
 いくら探しても蛾はこの1頭だけのようだ。ぽつんと孤立しているこの蛾をどういう境遇に位置付けるのかは,群居性の生物のヒトであるわたしにはよく分からない。

 1mちょっとの高さ。雨つづきなので木に登っているものらしい。
ワラジムシ
 普通のワラジムシである。
 『日本産土壌生物』(東海大学出版会)によれば,

現在わが国からは140余種が知られている。しかし調査が進めば200〜300種類は生息するものと考えられる。(p.616)

とのこと。検索表を見てもディープで手に負えない。うー。