札幌出張1日目。

 ※この記事は1月8日の内容だった。勘違い。
 午前中に進学講習をすませて,15時半の札幌行き特急へ乗り込んだ。
 1月の研修大会は今年は出張扱いになった。講演を聞いてあれこれ勉強することを向こう持ちでできるのだから,これは大変なことである。こんなおいしい話は世の中にそうはなない。
 汽車(古い道民にとってはJRは「汽車」である。子供の頃はずっとSLだった)の4時間で三中『分類思考の世界』を再読する。指定席の隣の席は痩せて茶髪の比較的賢そうな兄さんだった。
 
 少し遅れて札幌駅着。汽車疲れだろうか。あまり現実感がない。精神だけが浮かび上がって肉体を引きずっている。
 まず書店。本を仕込まないと,ホテルの夜と帰りの汽車で間が持たない。3冊購入する。これでリュックの容量が限界に達する。
 
 北へ少し歩いてホテルへ。いわゆる前泊である。カードキーを渡される。2泊3日の朝食2で大1枚というのは,旅行代理店まかせ。周囲の駐車場のすべては筋向かいのもっと大きなホテルのそれである。
 
 エレベーターではカードキーを刺さないと階のボタンが反応しないといわれる。面倒だし愚劣だと思う。非常階段を使ってやろうかしら。
 部屋はツインである。向こうの都合らしい。
 

 「サイレント・ヒル」(Wikipedia参照)のマップしか連想できない。
 

 壁によく分からない装飾(?)。何かわたしの知らない機能があるのかもしれない。
 

 いらない。わたしはすでに手遅れである。1日は全然素晴らしくない。
 


 これらは普通である。
 
 2時間ほど本を読んでくたびれて,電源とカードを入れ,ヒトの交尾行動の有料放送を見る。これがすばらしく詰まらない。ヒトは虫に較べると姿が醜く,あからさまに見劣りする。TVも詰まらない。有料のゲーム機でも置いた方が利益があがると思う。