エゾハサミムシ。スカシヒメヘリカメムシ?。カバナミシャクの類。ダニの類。

 キョウビの高校では色々なことをやる。準備する側は大変である。「風土研究」なる授業があって,講演があったりカメラを持っての巡検をしたりする。
 というわけで参加・便乗。勤務時間中におおっぴらに写真を撮って回れる機会はそうはない。わたしの写真だって当地域に関わる貴重な記録である(とわたしは思っている。後世の地域研究者はわたしの残したデータに感嘆するだろう)。
 
 今日は職場周り。生徒たちは校舎とかをデジカメで撮っている。わたしは虫探し。
 
 これは夜でも見つかる虫。
エゾハサミムシ  Eparchus yezoensis
 エゾハサミムシ。11mm。接写へ。
エゾハサミムシ  Eparchus yezoensis
 ダニにやられている。甲虫でも膜翅双翅でもダニにたかられている虫を結構目にする。
 不思議なのは彼らがダニを掻き落とさないことである。何か快楽物質のようなものを注入されているのかもしれない。
 
 カメムシを撮る機会はめっきり減った。
スカシヒメヘリカメムシ ?
 9mm。ヒメヘリカメムシなのは間違いないと思うのだが,絵合わせは不調である。おそらくスカシヒメヘリカメムシ「?」付き。
 
カバナミシャクの類 Eupithecia
 これはカバナミシャク。12mm。細かいことは気にしない。
 
ダニの類
 5mmほどの小さな花。ムシ勘が働いたので(それにしても嫌な勘だなあ)撮ってみるとはたしてダニである。虫に取りつく類いのダニに見える。暖を求めて花の上にのぼって来たとおぼしい。
 
 正味40分ほどの撮影時間。生徒は色々と有意義な写真を撮ったらしい。こっちはね,どーせ虫だよ。