スギタニキリガ.トビモンオオエダシャク.トビケラの類.カギモンヤガ.マイコトラガ.シロテンエダシャク.
サービス出勤.朝一は平常業務.それから,同僚がネタを整理してくれていた職場内チラシ2枚にペンを入れて完成稿に.こう書くと主筆みたいで偉そうだが,それを印刷して職員の机上にばらまくのがわたしの主たる仕事である.それから,他所に送るデータ資料をフロッピー(まだこんなものを使っているのである)にコピーして封筒に詰める.それから,もう嫌になって帰ろうと思っていると,IT担当者がわたしのいる離れ小島部屋に出現.すっぽらかされているPC3台のLANを設定してくれた.これがもう大変な作業.机を移動させたり,密林のつる性植物のように絡み合ったコード類を丹念に解きほぐしていく埃だらけの苦闘が時間のほとんどを占める.ひどい作業に関わってくださり,大変ありがとうございました.ネット接続完了.それからwindowsのupdate.えらく時間がかかる.いつ帰れるの?
やっぱり風があるかな.でも日中はだいぶん暖かかった.20時出撃.
錦大沼公園
落ち蛾発見.胸の冠毛がものすごい.
スギタニキリガ.前翅長23mm.こいつが灯火にまで出てくるということは,ヤナギなどの花につられて行動範囲が拡大しているのを意味すると思う.
それにしても検索で来てくれる人には使えない画像ばかり.
●擦れたキリガ.17mm.クロミミキリガのように見える.越冬もののキリガはこれからどんどん擦れものばかりになっていく.
灯火に2頭の大きめの蛾が舞っている.降りてくるのを待つしかない.なかなか降りてこない.1頭はわたしに体当たりしてくる.1頭はどこかに消えてしまい,もう1頭がやっと着地する.
なるほど,大きいわけだ.トビモンオオエダシャク.前翅長27mm.
正面から.
首が下向きに付いているらしく,いい絵にならない.指に留まらせて撮る手があるが,そこまではやらないのがわたしの方針である.
※偉そうに頑張っているが,ジスケさんの「ジスケの蝶と蛾紀行」2009/04/30記事での,指乗せトビモンオオエダシャク画像をみるとその愛らしさに心がぐらぐらするのも事実である.
温泉看板,収穫なし.