カバキリガ.トビケラの類.ヒゲナガカワトビケラ.ウスバキエダシャク.シャチホコガ.ナミシャクの類.ユミモンクチバ.ナガチャコガネ.モンキキナミシャク.コバエの類.トビムシの類.キンイロキリガ.

 雨は上がったが風が残っていた.今夜はダメのつもりでいたが,夜には風が引いた.風呂敷仕事はあるのだけれども,出撃しないわけにはいくまい.

大沼公園駐車場

 いつぞやのラジコンカーコンビ.何かテーマを持って走らせているのではなく,単に素朴ににぎやかに遊んでいる.

 擦れ擦れ.
カバキリガ Orthosia evanida
 おそらくカバキリガ.19mm.雨の次の日だしねえ.

 落ちトビケラ
トビケラの類
 同定は自粛.きっと間違える.

 灯火に数頭小型の蛾が飛ぶ.降りてこないし,降りてもきっとめぼしい蛾ではなさそう.早め移動.

アルテン馬場駐車場

 これもトビケラだ.
ヒゲナガカワトビケラ Stenopsyche marmorata
 ヒゲナガカワトビケラトビケラは面白そうなんだがなあ.双翅みたいに厄介なのかもしれない.

 痛んだウスバキエダシャク
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 もう終幕だろうか.今年はとにかく多かった.もはや面倒なので全く測らないのである.

 こちらは今シーズン初物.
シャチホコガ Stauropus fagi
 これでは何だか分からない.当人も前が見えていないだろう.
シャチホコガ Stauropus fagi
 無印のシャチホコガである.上から見てもなかなかの|=゚ω゚)ノィョゥというか異容である.幼虫が輪をかけてヘンテコなのは言うまでもない.
 学名は Stauropus fagi .属名は「十字になった脚」.幼虫の脚の何かなのだろうが不明確である.種小名は“fagus”ブナから.食草.

 ●ところがウスバキエダシャクはまだ終わりではないらしく,更に2頭の落ち蛾を追加.しかもあまり擦れていない.どうもわたしの目算は当たらない.

 擦れ蛾.
ナミシャクの類
 もう全くの同定不能.全然分からない.大きくない.飛び去ってしまった.

 乗馬用具の物置小屋.良い蛾が ヽ(´ー`)ノ.
ユミモンクチバ Melapia electaria
 ユミモンクチバ.前翅長16mm.拙HPで取り上げている蛾
 この蛾に出会えるというのは,今日は当たりの日である.これで徹夜仕事がなければ.

 落ちコガネ.
ナガチャコガネ Heptophylla picea
 体長16mm.おそらくナガチャコガネ

温泉看板

 ○ヒラタマルハキバガを2頭スルー.

 あまり多くない蛾.
モンキキナミシャク Idiotephria amelia
 モンキキナミシャク.16mm.「みんな蛾」では北海道の分布が登録されていないが,でもこれは類似種の「ナカモンキ」ではやっぱりない.09年01月15日記事参照.

 めぼしい蛾がいないので双翅を狙う.
コバエとトビムシ
 5mmほどの小バエ.トビムシが写り込んで,そちらにピントが来ている.

温泉駐車場

 ●シタコバネナミシャク*2.

 これはキリガでは遅く出てくる種である.
キンイロキリガ Clavipalpula aurariae
 キンイロキリガ.21mm.これも良い蛾なんだよなあ.今日は概して良好.これで仕事が残っていなければ><.


 死骸は見つからず.