ユスリカの類。クロカワゲラの類。

 またもやトイレが凍結したし,あまり関係ないけど仕事は明日でいいや。


 緑ヶ丘公園へ。9:50発で到着は20分後くらいになるはず。晴れ。途中の気温掲示はマイナス1度の電光表示。
 今日は長靴を履いてきた。
長靴
 でもノギスは忘れた。


 目標はクモガタ。ところが全然。ユスリカさえ,トビムシさえもいない。一体何がこの公園に起こっているのだろう。
 カモに餌を投げている老人たちが2セット。ボソガラスが少し離れたところからそれを見ている。
 30分以上歩き回って勇気ある撤退とする。
 虫なんて,でんでんいませんですた,も貴重な記録なのである。


 方向転換。前回サボったアルテンへ向かう。ガソリンをどんどん消費する。かくも虫撮りは「自然にやさしくない」遊びである。


 馬場の駐車場は部分除雪。向こう側に馬が数頭,逆側にサッカーの練習をしている子供らと腕組みをしてただ立っている大人。


 覚生川のほとりの雪は堅く締まっている。
oboppu river


 すぐにユスリカが見つかる。
ユスリカの類
 4,5頭。決して多くはない。すべて♂だった。どうして緑ヶ丘公園にはいなかったのか…。


 クロカワゲラの類。2cm弱。
クロカワゲラの類
 有翅。苫小牧で見つかるクロカワゲラには有翅のものと無翅のものとがいて,有翅種が先に現れる。
クロカワゲラの類
 撮って面白い虫ではないのだが,とにかくシーズン初物だし,ここまで散々歩き回っているし。
 雪面の反射のためなかなか明晰な画像にならない。正面から。
クロカワゲラの類
 ♂♀の識別は裏から見ないと分からない模様。


 この日,クロカワゲラは3頭確認。すべて有翅。あまり本気で探してはいないのだが。
クロカワゲラの類


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 ハチの死骸。冬にはハチは死んでいるものらしい。
ハチの死骸
 樹上で羽化したか越冬したかした個体が落下して死ぬのだと思う。