終盤戦。ハリゲコモリグモ群。ナカモンキナミシャク。フトフタオビエダシャク。クロミミキリガ。カシワキリガ。
(続き)
左手からカエル,右手からは(おそらく)オオジシギの声が聞こえる。自然が豊かである,というわけではなく,カエルもシギもこの人工的な環境になってから入り込んできた生物だろう。
石。
これもきっとどこかからか運ばれてきたもの。
・擦れたコバネナミシャク(16)。マダラコバネナミシャク(17)。ウスベニスジナミシャク(16)。
【覚生川通り】
また(おそらく)クロミミキリガ。
19mm。春キリガの採集ランナー,との認識がわたしにはある。ただ,サイズのばらつきが大きいのが不安材料。
路灯に大きな蛾が舞っている。一目イボタガ。電球フードに当たったり電柱に当たったりしている。翅が痛むなあ,と感じるのは採集家と同じ。
しばらく眺めていて,地面に落ちてくる。やっぱり右の後翅が損傷している。すぐに飛び立った。カメラを向けている時間はなかった。
ひとしきり灯火のまわりをくるくる回って闇に消えていった。仕方ない。縁があればまた出会えるだろう。いることが分かっただけで上出来。
もう後はどうでもいい。適当。