チャイロナガカメムシ。オニグモの類。バイバラシロシャチホコ。

 前日は夜になって雨。
 この夜,気温22℃。でも,はっきりと涼しい。途中でアルテンが休館日であることを思い出した。何には入り込めない。看板しかチェックできないが仕方ない。

アルテン温泉看板

 驚くほど閑散としている。そうか,夏が終わったのだ。
 蛾たちの構成が一夜にして変わってしまうことが年に何回かあって,そういうときにわたしは季節の移り変わりを知ることになる。今夜はそういう夜の一つ。
 これからは秋の蛾。

 とりあえず蛾影はごく薄い。白いツトガが目立つがそれだけである。
 電柱に,久しぶりにカメラを向けてみる。
クビグロクチバ他
 クビグロクチバツトガ類*2。


キドクガ他
 キドクガ*2,クルマアツバ系*1,おそらくヒメキホソバ*1,とにかく白くて長いのはツトガ類*たくさん,ハマキガみたいの*1,おそらくモンキアワフキ*1。


 こういうのを夏場にやれば面白いのだろうが,看板廻りや落ち蛾拾いで疲れて,パスしてしまった。何かをしようと思えば何かをあきらめなければならない。

 チャイロナガカメムシの今年何回目かの大量飛来。
チャイロナガカメムシ Neolethaeus dallasi
 大きな画像はhttp://www.flickr.com/photos/8706930@N08/4912016681/sizes/l/in/photostream/
 同一個体。
チャイロナガカメムシ Neolethaeus dallasi
チャイロナガカメムシ Neolethaeus dallasi

 ・クロモンアオシャク(14)。

大沼公園駐車場

 ここも虫数は見る影もない。

 歩いていたクモ。
クモの類
 ヤマシロ?

 分からないヤガ。17mm。
不明ヤガ
 現場での直観はケンモンヤガのスレなのだが,時間の経過と共にどんどん分からなくなっていく。

 バイバラシロシャチホコ
バイバラシロシャチホコ Cnethodonta grisescens
 19mm。匍匐前進のようなスタイルでカメラを支えるので,曲がりたがらない左肩に激痛が走った。

 ・ツマジロカラスヨトウ(27)。
 ・マエアカスカシノメイガ(13)。暖地ではほとんどオールシーズンものらしいが,苫小牧では夏の終わりから秋の蛾。