キドクガとモンキアワフキ。シマカラスヨトウ。オオシロオビアオシャク。オオウスヅマカラスヨトウとツマジロカラスヨトウ。イボタケンモン。ベニシタバ。スゲドクガ。モントガリバ。スズキシャチホコ。キマダラオオナミシャク。セダカモクメ。

 お盆の土日が過ぎての月曜夜。すでに駐車場は閑散としている。わたしは出がけにニコ動で「にとりの唄」(リンクはyoutube)を見ていて,まだ頭がかっぱ巻きくるくるだった。
 星が少し見える。空気はガスっぽい。

アルテン温泉看板

 ナミドクガはおそらくもう時期的に終わり。8月後半からはキドクガが主力になる。
キドクガとモンキアワフキ  'Euproctis' piperita & Yezophora flavomaculata
 前翅長19mm。隣はモンキアワフキ。とにかくものすごく灯火にやって来る。
 キドクガはこの夜2頭。まだ少ない。

 シマカラスヨトウ*2。
シマカラスヨトウ Amphipyra pyramidea
 もちろん測定せず。

 ・ホソバナミシャク。このところ非常に多い。数えていないが4〜5頭は見ているはず。

馬場駐車場

 これは撮っておく。
オオシロオビアオシャク Geometra papilionaria
 オオシロオビアオシャク。30mm。
 虫を撮り始めで,まだ夜回りをしていない頃に,公園で初めて出会ったアオシャクがこれである。夜回り始めにコンビニでいきなりオオアオバヤガを体験したり,わたしは蛾に関しては極めて幸運である。

 オオウスヅマカラスヨトウツマジロカラスヨトウ
オオウスヅマカラスヨトウとツマジロカラスヨトウ Amphipyra erebina & Amphipyra schrenckii
 スキマに2頭潜り込んでいる。とにかく狭いところに隠れたがって,どうにもいけない。

 掲示板の裏をチェック。
イボタケンモン Craniophora ligustri
 イボタケンモン。18mm。

 まだ続く羽根アリ。
羽根アリ

 こんなところにベニシタバ
ベニシタバ Catocala electa
 下からのアングル。(蛾の分際で)生意気に見える。

 ・おそらくウラジロアツバ(11)。

 この夜,モンキアワフキの次に多かった虫。
スゲドクガ Laelia coenosa
 スゲドクガ。21mm。
 その他沢山。そのうち1頭は21mm。

 モントガリバ。18mm。
モントガリバ Thyatira batis
 なるほどこうやって見ると,胸背の襟飾りがきちんとトガリバをしている。

アルテン温泉駐車場

 空いている。蛾はあまり轢かれていない。

スズキシャチホコ。21mm。
スズキシャチホコ Pheosiopsis cinerea
 この夜,かなり擦れたのがもう1頭。

 キマダラオオナミシャク。30mm。発生期間の長い蛾だなあ。
キマダラオオナミシャク Gandaritis fixseni
 五十肩が痛むのでこれ以上の浅いアングルではカメラを構えられなかった。
 縮小し忘れてうp。1024以上で見たい人はhttp://www.flickr.com/photos/8706930@N08/4904211194/sizes/l/in/photostream/で。

 苫小牧では完全に秋の蛾。
セダカモクメ Cucullia perforata
 セダカモクメ。18mm。この画像は実は結構上手く撮れているのであって,実際の見た目はみすぼらしい印象を与える。

 ・サザナミスズメ(30)。もうスズメガで残っているのはこいつらばかり。
 ・コマエアカシロヨトウ(16)のスレもの。
 ・クルマの前のところに,クロスジノメイガ(15)。
 ・キリバエダシャク。わたしの車の真ん前にいたので強制移動。
 ・ノンネマイマイの♀が沢山。*5?