Cocytia・・・。(16)
Boisduval,「Essai sur une monographie des zygénides」,1829,(Gallica),のラトレイユによる報告の続き。
報告は『モノグラフ』から,マダラガ各属のまとめ・紹介に入る。
〔p.XII〜〕
〔P〕
私〔ラトレイユ〕は,コーキューティア属については述べない。この属は極めて注目すべき一頭の昆虫からなっており,〔p.XIII〕デュルヴィユ氏がニューギニアで採集し彼に献じたものである。この属は,著者に従うならば, un rameau latéral によって,ホウジャクと結びつけられる。
ごめんなさい。“par un rameau latéral”の解釈が分かりません。「横に走る翅脈」? あるいは,単数形だから,分類上の位置を指しているのかもしれないし。
これは宿題。
付記(1/29):リトレを調べると,"Terme de généalogie. Division d'une branche de la même famille."の意味が出てきた。とすると,「(系統上の)横枝」となる。しかし,わたしはボワデュヴァルがホウジャクについてどう述べているかまだ調べられていない。
以下,
- thyris について1ページ。
- zygaena について3ページ。
- syntomis について1ページ。
- psichotoe について1/3ページ。
- 図版その他について半ページ。
次回は,ラトレイユからボワデュヴァルへの問題点の指摘。