ナカモンキナミシャク。カゲロウの類。マルバネトビケラの類。ウスバキエダシャク。ニッコウエダシャク。シダエダシャク。モンシロツマキリエダシャク。アカハラゴマダラヒトリ。モクメヤガ。

 インシュリンを切らしてしまった。夜中に喉が渇いて何回も眼を覚ます。火曜日までは病院に行く暇がない。急には死なないだろうからまあいいや。


 というわけで,まーたネガティブな書き出しの意気阻喪系ブログの始まりです。「メンヘルブログランキング」に登録しちゃおうかな。


 出撃しますた。21時近く。早く帰りたいよう。


 天気はすっかりガスです。息が白く曇る。明日の日蝕は全然がほぼ確定。出勤ギリギリまで寝てしまうことでしょう。

アルテン温泉看板

 ・セブトエダシャク(22mm)。ポジション悪いんで画像貼らず。セブトは今年は縁がないかもしれない。あまり残念ではない。
 ・ワカラナイカバナミシャク(13mm)。ちょっとスレるともう絶望。

 この日,ナカモンキナミシャクがやたらに多い。
ナカモンキナミシャク Idiotephria evanescens
 17mm。
 とにかく沢山落ちている。締めて10頭以上。落ちているナカモンキはすぐに逃げる。サイズの個体差が結構あって,もっとも小さいものは前翅長14mmだった。

 何かいるなと思って撮ってみる。
カゲロウの類 Ephemeroptera
 カゲロウの♂。いわゆるターバンアイ。
 ※コメントでid:zatouさんから「トビイロカゲロウの類では」と。どうもです。勉強量ではかなわないなー。

馬場駐車場

 今度はトビケラ。寒いのに。カエルだって鳴いてないよ。
マルバネトビケラの類 Phryganopsychidae
 17mm。おそらくマルバネトビケラの類

 やっと見つけたウスバキエダシャクの♀。
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 触角が棒状なのが♀。♂は長い櫛ヒゲである。前翅長は16mmなので,♀が大きくて♂が小さいというのは当てはまらないことが分かった。
 そのうち,ウスバキエダシャクの勉強会をやるからね。

 ニッコウエダシャク。23mm。
ニッコウエダシャク Lassaba nikkonis
 セブトと逆に,珍しく撮りやすいポジションだったので。そういうときの心のスキマにピント甘々が忍び込む。

 これもすぐ逃げたがる蛾なのだが,今晩は大人しかった。
シダエダシャク Petrophora chlorosata
 不景気な八の字眉毛。シダエダシャク。19mm。
シダエダシャク Petrophora chlorosata
 穏和な顔つきに見える。ワラビとか喰っている連中だからな。伯夷・叔斉みたいなものである。

温泉駐車場

 さっきのシダエダシャクに比べて,こちらはもっと自己主張が強そうだ。
モンシロツマキリエダシャク Xerodes albonotarius
 モンシロツマキリエダシャク。24mm。口吻をだらりと垂らしているあたりが限界である。
モンシロツマキリエダシャク Xerodes albonotarius
 「虫」しているねえ。

 シーズン初のアカハラゴマダラヒトリ。測定漏れ。
アカハラゴマダラヒトリ Spilosoma punctarium
 この蛾は多い年はやたらに多くて,スレて汚れた個体を見るとかわいそうで仕方ない。純白なのが売りだと思う。

 学研『標準図鑑』で国替えになって改名させられた蛾。
モクメヤガ Axylia putris
 モクメヤガ(旧モクメヨトウ)。20mm。
 車の往来する場所に落ちているので移動させようとすると,固まって裏返ってしまった。
モクメヤガ Axylia putris
 腹黒いことが分かった。

 ・アカバキリガ(20mm)。