ケイさんからの蛾メール。ケイさんのブログ引っ越し。モンクロシャチホコ。ウスミドリナミシャク。

 今日は勤務校のマラソン大会振替休み。朝からPCに向かっている。しんどいのだけど,仕事よりはずっと楽しい。
 
 メール箱をのぞき込む習慣をもともと持っていなかった。メールが来ても気づかずにそのままのことがしばしばあって,ある日たまたま見ると,8月20日にケイさんから来ていたそれが完全に放置されていた。まずいなあ。
 ケイさんとはTwitterでやりとりがあるのだけれども,彼のブログの方は(わたしなみに)更新が少ないのですっかりご無沙汰していた。今回おどろいて見返すと,実は引っ越していたのである。
 スマホのゲームの記録ブログ。「アラフィフおやじのモンスト記録帳〜典型的ベビメタおじさん〜」。わたしぐらいの年齢になったらタイトルを変えるのかな。
 スマホを持っていないし,ベビメタも知らないので内容の詳細は分からない。文献読みになり果ててしまったわたしと同じくらい不健康なことに熱中しているような気もする。よく分からない。もうずいぶん長いこと人間をやっているので,「分からない」ことがとみに怖くなくってきた。大抵のことは分からない。
 とりあえず(何が?)「(ケイさんが以前好んで読んでいたような)自己啓発本」と「スマホゲーム」とでは後者の方がより健康度が高いような気がする。スマホゲーは延命措置と消尽の欲望とのせめぎ合いで,しかも必ず後者が勝利することが運命づけられている因果な生産物だから,ケイさんが残りの人生(まだまだ残っている)で次に何へ向かっていくか*1楽しみでもある。きっと何かをやっている人だと思うのである*2
 
 人のことをサカナにどうにも失礼なことを書いている*3のだが,当ブログに登場するほぼ唯一の人間なのであって,相当感謝している。
 というわけで,また蛾の写真を送ってくれた。わたしは自分では撮らなくなってしまったので,ケイさんの写真が当ブログの数少ない彩りとなっている。
 五体投地とともに貼る。

モンクロシャチホコ。翅をたたんで止まっているとこれは異形の蛾なのだが,この画像では蛾であることがよく分かる。
 Seitzの図鑑と比べてみようか。

Seitz, 1912, Die Gross-Schmetterlinge der Erde, Bd. 2, pl. 47
  
 もう1枚。

ウスミドリナミシャク。この蛾は苫小牧の公園のトイレの壁で見た記憶があるのだが,ブログを検索してみると出てこなかった。モウロクがひどいのかもしれない。そもそも,この蛾の名前を忘れてしまっていて,調べ直しに相当な時間がかかったのである。同定力が10数年前のレベルにまで落ちているのである。
 この画像はHPの方にも使用。「他人のなんだか」である。ごめんなさい。
 
 というわけで,ありがとうございました。酒ばかり飲んでいるようなことが書いてありますが,わたしの方も飲みたくて飲むのだけれども,この頃は飲むとテキメンに具合が悪くなります。お体を大切に。
 
 

*1:パスカルのdivertissement的な意味で。別にケイさんが宗教に行っても止めはしないのだが。

*2:止まったら窒息するという回遊魚的な意味で。

*3:ごめんなさい。