シロフコヤガ.ウンモンアナアキゾウムシ.オナガミズアオ.
更新がすっかり遅れ気味になっている.なんだかねえ.睡眠時間を削っての仕事強行のダメージなのかもしれない.30代の頃は1日2日で回復していたのだが,昨年といい今年といい,気力の減退が尾を引くようになった.
虫撮りも出撃までに逡巡するようになった.昨夜はとうとうサボってしまった.
40日間とまでは言わないまでも,1週間くらい雨が続けばいいと考えたりする.
朝,出勤しようとして玄関に蛾.とりあえず撮り.
「コヤガ亜科」なのはすぐ分かるが,そこから先がやっかい.おそらくシロフコヤガ.
こういう時に限って測定していない.
20時30分.気温は11℃.風はほとんどない.
<錦大沼公園駐車場>
・ルリモンエダシャク(17mm).シーズン初のリンゴツノエダシャク♂(25mm).
・リンゴドクガ(22mm).
・シロモンヤガ(18mm).
<アルテン馬場駐車場>
縁石にゾウムシ.鼻先まで全部勘定に入れて13mm.
均整の取れた範型的なスタイル.顔付きも賢そうである.
図鑑で当たりをつけて,九州大学のゾウムシ画像データベース「Japanese Weevil Data Base」で確認する.
ウンモンアナアキゾウムシだと思う.
この夜はヤマメイガが多い.もちろん同定できる気がしない.
・シロモンヤガ*2頭(20・18mm).
・ヒメカレハ,ベンチの隙間に潜り込んでいて測らず.
<温泉看板>
近づくとヤマメイガが一斉に飛び立つ,頭にとまった感触がある(坊主頭なので分かる).そろそろ帽子が必要だろうか.
・シロモンヤガ(17mm).
・リンゴドクガ(21mm).
・いつものオオハエトリ.
<温泉駐車場>
・カラフトゴマケンモン(21mm).
・ルリモンエダシャク*2頭(17・17mm).
<錦大沼公園駐車場>
猫は来ていなかったが,油断できない.すでに荒らした後かもしれない.すべての猫にはどこか遠い遠い所に旅に出て欲しいものである(生態系の一員とは認めていない).
・ルリモンエダシャク(18mm).
・アカハラゴマダラヒトリ(18mm).
翅の痛んでいないオナガミズアオ.54mm.
とっくに21時を回っているにもかかわらず,アリが活動中.
やりたい放題である.この時はさすがに左脚でアリを掻き落とした.
まだあきらめない.こういう精力的な連中はとにかくうっとうしい.おかげでさっぱりピントが合わない.
アリはアリの事情があるのだろうが,結局は撮影の邪魔でしかないという結論.
ピントが上手く合った瞬間にアリにちょっかいをかけられることは非常にしばしばある.夜ぐらい寝ていればいいと思うのだが,要するに街灯で明るいから働いているのだろう.
働く条件が整っている限りは働かねばならないらしい.生活が便利になればなるほど,それだけ余計に働き続けることになってしまうのは人間もおんなじである.さっさとエネルギー危機になって生活水準を下げれば,もっと楽になるように思う.ネットもできなくなるが仕方ない.
そもそも24時間電気が供給されているというのは異常なことであって,1日の半分くらいは停電で当たり前だと思う.熱帯魚を飼っている人は困るだろうがあきらめてもらおう.
帰宅途中のコンビニの窓の桟にミスジコナフエダシャク?.こういった白っぽいシャクガについてはもっと撮りためて目を慣らしてから貼る予定.