6月28日後半戦。フトオビエダシャク。マダラミズメイガの類。エゾソトジロアツバ。ウスイロギンモンシャチホコ。ヒトテントガリバ。チビヒメナミシャク。セダカシャチホコ。

 昨夜(6月28日)の続き。どうにも呑気なものである。

馬場駐車場

 ●チビヒメナミシャク(10)。ゴマケンモン(14)。
 ●スジキリヨトウ*3〜4。

 うーんの地味シャク。今まで見慣れた種類とはなんとなく違うという予感。こういう勘は馬鹿にならない。測定途中で逃走されて20mm「ほど」。
フトオビエダシャク Hypomecis crassestrigata
 「虫我掲示板」に確認を入れて蛾LOVEさんからOKをもらう。
 フトオビエダシャク。初見扱いである。

 Elophila nymphaeata。18mm。
Elophila nymphaeata
 「みんな蛾」によれば,

以前、マダラミズメイガ北海道亜種 Elophila interruptalis ezoensis Yoshiyasu, 1985とされていたが、2005年にヨーロッパの種と同種とされた。
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Acentropinae/Elophila_nymphaeata.html

とのこと。北海道をフィールドとする身としては,「エゾ」でも「キタ」でいいから和名を確定して欲しいところ。

 ●ヨツメエダシャク。温泉看板にいたものと同一個体の可能性がある。
 ●クルマスズメ(43)。
 ●ヒトテントガリバ(20)

 ウスイロギンモンシャチホコ
ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi
 地面すれすれで測定パス。

 エゾソトジロアツバ
エゾソトジロアツバ Bomolocha bipartita
 これも逃走。13mmほど? 小型のアツバはエゾソトジロのことが多いようだ。

温泉看板(再チェック)

 ヒトテントガリバが良いポジションにとまっていた。
ヒトテントガリバ Tetheella fluctuosa
 20mm。堂々たる「並」の蛾である。地味だねえ。

 ここにも落ちていた。
チビヒメナミシャク Hydrelia shioyana
 チビヒメナミシャク。10mm。「チビ」と「ヒメ」とを兼ね備えているのだから相当小さい。

 ●ホソバシャチホコ(22)。割愛。
 ●フタホシコヤガ(×)。

温泉駐車場

 寝ている。
セダカシャチホコ Rabtala cristata
 セダカシャチホコ。39mm。
 死んでいる可能性もあるので起こしてみると,急にもぞもぞと動きだす。移動させる。せっかくだから上からも撮っておく。
セダカシャチホコ Rabtala cristata

 ●3頭目ヒトテントガリバ(20)。
 ●トビスジシャチホコ(×)。オオモクメシャチホコ(28)。


 今夜の死骸。
 アカハラゴマダラヒトリ。
アカハラゴマダラヒトリ
 おそらくシロモンキエダシャク。
シロモンキエダシャク
 これは分からない。ウスバミスジエダシャクあたりが候補。
不明蛾